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2019年10月06日16:19

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【リメイク】政府の就職氷河期世代救済策はお笑い草

氷河期限定求人、ハロワでも
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5812729

★★バブル世代の方とゆとり世代、逃げ得世代の昭和10年生まれまでの世代は見ない方が良いかもしれません★★

■就職氷河期世代が生まれた背景■

 一言でいえば、企業側の「景気第一主義」の採用活動がバブル以後の右肩上がりではない時代にもなお続い「ている」である。
 
 日本の企業の採用活動は本当に歪極まりない。入社式の際、企業側は

 「わが社は有能な人材を採用しました。」

 と声高に主張しまくるが、ならばなぜ円周率は3と学校では教わり、受験勉強はセンター試験しかしていない、偏差値40台の学校しか出ていない連中が一部上場企業にホホイノホイッと就職出来、氷河期世代でも六大学の人達が門前払いなのか、まるっきり説明になっていない。

 結果的には日本の企業の採用活動とやらは実際のところ、単に景気に左右されているだけの話に過ぎない。景気が良ければ就活生を

 「採れ〜。」

 景気が悪ければ

 「採るな〜。」

たったこの違いに過ぎないのである。

 実際、同年齢で線を引いた場合、就職氷河期世代とバブル世代とでは年収格差で200万円を越える。ではバブル世代が突出するほど優秀なのか。

 そうではあるまい。

 実際、氷河期初期とバブル世代とでは駿台、河合塾、福武(今のベネッセ)の模擬試験の平均点ではどれもバブル世代は負けている。

 バブルが華やかなりし頃、彼らは人の価値を持ち物、年収、住所で決めていた。そんな人達が突出するほど優秀であるはずがないだろう。

 企業も企業でいい加減このような景気動向に基づく採用活動は止めるべきである。景気によって採用枠が左右されるのも致し方ないのは中途採用だけのはずだ。そもそも新入社員が使いものになるのは大抵の企業では早くて5年、通常は10年ぐらい先のはずだ。それが景気に基づいて採用活動を続けているということは、目先のことしか考えていないと指摘されても抗弁は出来ないだろう。だから平均点が高いはずの氷河期世代が門前払いで、「円周率は3」と学校の授業で教わった学生が偏差値40台でも一部上場企業に就職出来てしまうという奇矯なことが起きてしまったのである。

■高齢者偏重の自公政権■

 バブル崩壊以後、彼らに着目せず、就職活動について救済しなかったのか。時の自民党政権は高齢者を重視し、彼らを見捨てた。高齢者の方が票田になるからである。

 ではなぜ今になって氷河期世代のカッコつきの「救済」に乗り出したのか。決して氷河期世代への「お涙」でも無ければ、「同情」でもない。

 氷河期世代を低収入、3Kの仕事に追いやり、使い捨ての雑巾のようにこき使うのは経団連やグローバリスト達の意向に叶う。使い捨ての雑巾だから、使い物にならなくなれば(過労死すれば)また代えれば良い。氷河期世代が苦しんでいた時代は経営者が矢鱈と糞威張りしていた時代でもあった。
 
しかしそうも言っていられなくなって来た。

 年金行政が不安定になって来たからである。高校生でもわかりそうなものだが、正社員が多い方が年金行政は安定するものだ。年金行政を安定させるには、

1.払ってくれる人を増やす。

2.給付を制限する。

3.納付額を吊り上げる。

 実はこの3つは既にやっている。実際、少子高齢化でフリーターの人でも原則、8万8千円以上稼いでいる人は強制加入となった(対策1)。昭和一桁台生まれの方は遺族年金で経済的には潤沢に潤っているが、今や遺族年金といえば毎年のように減らされている(対策2)。学生が負担しなければならない国民年金保険税もバブル崩壊直後1万1,100円だったのが、今では1万5,000円前後だ(対策3)。

 しかもこの国はまずいことに、2000年代初頭、福祉の盛大なバラマキを行った。あの当時は要介護2程度でも容易に老健に入れた。今や3でも緊急性を要するかコネでもなければ、順番待ちである。

 そこでこれら3つ程度では足りなくなって来たのだ。政治家が政治屋化し、経済、財政に著しく不勉強なところを経団連やグローバリスト達などに衝かれ、彼らの目先重視の口車にまんまと長年に渡って誑かされたツケというべきか。

 ということで、慌てふためいて思いついたのが4つ目。

  コンスタントに払ってくれる人を増やす。

 というものである。結局のところ、自公政権の高齢者偏重という年金や福祉行政のスタンスには変化がない。

 しかも今までいかにリストラし、新卒を採用させないかに知恵を絞って来た連中が採用に知恵を絞れるはずもないから、結局人材派遣会社のノウハウに頼らざるを得ない。

 人材派遣会社の最王手のパソナはご存じだろう、そう、竹中平蔵氏が仕切っている。最後は矢張りグローバリストが彼らを食い物にする。

 矢張りお笑い草である。

 氷河期世代は相変わらず使い捨ての雑巾扱いにされ続ける構図に変化はないと思って間違いない。

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