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2019年03月28日06:12

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落語の徒然(江戸の物流)

江戸時代は、物流も不完全な為、塩漬け、味噌漬け乾物など乾き物が多く煮貝(鮑の醤油漬け)棒だら(干鱈)みがき鰊(にしん)等が地方から流通しました。地の物を味わうのは旅先の楽しみです。

地方の醤油(野田、銚子、龍野)、酒造り(香取、木更津、伏見、池田、灘)の旦那、大百姓の旦那の遊びも盛んです。
落語のネタ「棒だら」「テレスコ」「お見立て」「五人廻し」「文違い」「うんつく酒」

旅は、歩くだけでなく、船や馬、駕篭等が有った
物流も多くは船、関東地方は、江戸川から隅田川を経由して足利や桐生の絹、野田の醤油、流山の

味醂等、木更津を経由して上総の酒や米、等が流通した。今の蛎殻町に酒問屋が多いのもそのせいです。
地方や上方では諏訪湖から浜松への天竜川、京伏見から大阪の淀川が流通経路でした。
落語のネタ「近江八景」「三十石夢の通い路」「小倉船」「九州吹き戻し」「兵庫船」「蜘蛛駕篭」「びっこ馬」
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