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日記一覧

落語の徒然(医食同源)
2019年09月30日05:54

秋風が吹くと、収穫、味覚の秋がやって来ます。 今、江戸時代の野菜が、話題にのぼっていますが、江戸の町は周囲だけでなく、屋敷内に畑を作り野菜を食べていたようです。 小噺に「今日の菜は味が薄いようだ」「昨日の菜は、下肥えで、今日の菜は屋敷内で育

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夜道の散歩
2019年09月29日06:29

夜散歩していて感じるのは、虫の音が増えたな,という感じです。 以前は、雑草の中に季節を感じていましたが。  今は、風の囁き,雲の形、群雲から、鱗雲のように、水道の水も、だんだん冷たさが増し、季節は,冬へと変わっていきます。  秋は,実りの秋、

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落語の徒然(水)
2019年09月28日05:15

今月は水害の多い年回りですが 古事記や日本書紀の神話の中で『真名井』は高天原(たかあまはら)の神聖な井戸を意味するので水霊(みずち)が祀られている神社で『真名井』の名がついているとより崇高なイメージが頭の中に広がるんでよね 京都・亀岡『出雲大

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落語と歳時記
2019年09月27日04:40

霧の世界は、幻想的だ、静寂の中 湖に一人立つと思い出が湧き出してくる 静寂の中 深く碧き水を湛え 小高い山を背に負う 湖より清き流れは出でて 貴方の元へ やがて霧は晴れ 空には月灯りが 泣き濡れた頬を優しく照らす 霧に濡れた髪が 心まで冷えたの

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落語の徒然(人情)
2019年09月26日05:23

最近、人の付き合いが希薄化してる様ですが、人間関係の情と恩は、似たようで異なります。 「恩は売る物 情はかける物」「情は人の為成らず巡り巡りて己が身の為」等の諺が有ります。 情をかける 「文七元結」「ちきり伊勢屋」「佃祭」「福禄寿」「死神」「唐

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夜道の散歩
2019年09月25日06:07

月も隠れて降る雨は 月が泣いて、いるのかな それとも光で浄化しきれぬ哀しみをそっと水に流すのか 夜の雨は しとしとと 心に沁みる水の音 傘をさす手も冷たそう 一人で帰るその道も足取り重く成りそうで口から唄も出やしない 明日は月に遭えるかな月の無い雨

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落語の徒然(柿)
2019年09月24日04:39

秋めいた日々、季節は栗や柿の時期 ◆柿の花言葉◆ 恵み 優美 自然美 広大な自然の中で私を永遠に眠らせて ◆神野の言葉…ちょっと意外な花言葉もちらほら。 特に「広大な自然の中で私を永遠に眠らせて」は、柿にしかない花言葉です。「桜切るバカ、梅切らぬ

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落語と歳時記
2019年09月23日05:14

秋の風が頬をなぜ、夜の帳が降りるのが早まると、紅葉が始まります。 「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき」猿丸太夫 のように花札にも紅葉に鹿、萩には猪、が付き物です。 特に奈良の鹿は春日大社の御使い、茨城県の鹿島神宮、広島の厳島神

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落語の徒然(蚊帳)
2019年09月22日08:22

江戸時代の長屋は掘り割り、下水の近くで梅雨明けの夏場には、蚊が発生、蚊帳や蓬や杉の葉を燃やし蚊や虫除けにしています。 「蚊の戦」は、蚊に対する長屋の戦いをパロディにしたもの。 「二十四孝」は酒を飲み、酔いつぶれた親不孝息子に集る蚊を母親が一

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落語の徒然(彼岸)
2019年09月20日06:14

今日からお彼岸、秋風が吹き彼岸花が綺麗な季節。 ヒガンバナ,ひがんばな(彼岸花) 花言葉は 「情熱」「悲しい思い出」「独立」「再会」「あきらめ」 秋のお彼岸の日程の決め方は? お彼岸とは、毎年「春分の日」と「秋分の日」を中日として、前後3日間を合

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彼岸花は又の名を曼珠沙華です。此はサンスクリット語の宛字で、天空(極楽)に咲く花という意味の花です。又見た人を悪から離れさせる花という伝説も有ります。 彼岸の頃必ず咲く花です。 根に毒が有る為土竜除けにお墓の周りに植えます。 根には毒有り、田の

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落語の徒然(月)
2019年09月18日05:18

清少納言の枕草子は、「夏は夜、月の頃はさらなり。」 藤原道長「この世をば我世と思う望月の欠けたる事の無きぞ思えば」 吉田兼好法師は徒然草に「花は盛りに、月はくまなきのみを、観るものかは。」 と灯りの少ない中世に月見について書いています。 満

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落語の徒然(蕎麦)
2019年09月17日06:23

普通、蕎麦屋は、短時間で手繰り、出て行く、寿司と並ぶフアストフードですが、鰻と蕎麦は出来上がり迄酒を一合ほど飲んで待つのも、楽しみです。 蕎麦は、引き立て、打ち立て、茹でたてが、最高です。 蕎麦屋の茶碗蒸し、玉子焼き、焼き海苔、板わさ等で酒

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落語の徒然(酒)
2019年09月16日05:44

暮れが早く成り、涼しくなると、酒が美味しい季節です。酒の味には、原料米の種類や、水、造られた土地の風土、 等、様々な要因が携わっています。 薫酒(くんしゅ) 主に大吟醸、吟醸系の日本酒が含まれます。特徴は吟醸香と呼ばれる、フルーティーな香りな

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秋の七草の中には薬草として用いられる物も有ります。 藤袴は、乾かし匂い袋にしたり、防虫剤兜に炊き込み邪気払い、として使いました。又お茶として飲んだりします。 又源氏物語の54章の名前です。 桔梗は竜胆とも書き、根を干した物を漢方薬で、去痰、消

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萩 桔梗 葛 薄 女郎花(おみなえし) 撫子 藤袴 月夜の晩に映える、草花です。 田舎の路傍、川辺に咲く飾り気の無い花です。 又秩父の長瀞には秋の七草を植えた七つの寺が有ります。 女郎花は、女性を圧倒する美しさという女(おみな)とえし(圧する)の古語の

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落語と歳時記
2019年09月13日05:14

「虚空蔵菩薩の日」。。。虚空蔵菩薩のお使いは鰻です。この時期、生き物を放して命を助けて自分の現生の罪を祓う「方生会」があります。 落語のネタ。。。「淀川(後生鰻)」「権兵衛狸」「田能久」「素人鰻」

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落語と歳時記
2019年09月12日05:38

朝顔の花言葉は「愛情」「平静」「愛の絆」「結束」「短い愛」「儚い愛」 都々逸「朝顔」 朝顔は馬鹿な花だよ 根も無い竹に 命迄もと 絡みつく 朝顔が 頼りし竹にも 振り離されて うつむきゃ 涙の露が散る 愛情は、成就しても心変わり、浮気、悋気と波乱万

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落語と歳時記
2019年09月11日05:39

日本には雨一つとっても素敵な表現が有ります。 遣らずの雨「唐茄子屋政談」 五月雨は馬の背を分ける「天災」 にわか雨「道かん」 篠突く雨は激しい雨を表現しますが此に風が加わると篠を乱すと表現が変わります。 涙の雨 身を知る雨時 雨心地 袖時雨 雨

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夜道の散歩
2019年09月10日06:12

「愛宕詣り(堀の内)」。。。慌て者(いらち)が自分の性格を治そうとお参りする噺です。 京都の愛宕山は嵯峨野の北西にあります。嵯峨野は北山の龍安寺・仁和寺・嵯峨野の大覚寺・小倉二尊院・祇王寺・嵐山の天龍寺があり化野の念仏寺を経て山に登ります。

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落語の徒然(茄子)
2019年09月09日05:38

「秋茄子は嫁に喰わすな」と言われます。これは嫁いびりの言葉ではなく、茄子は身体を冷やすので、身体を冷やすと子が出来ないと言う「親心」からの言葉です。 落語のネタに「茄子娘」があります。「親はナスとも子は育つ」とオチで言っています。是非これか

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落語と歳時記
2019年09月08日05:32

今年も台風が多い年です。 野分は野の草を風が吹き分ける事から台風を示す詞です。 源氏物語の54帖の題名にも使用されている詞です。野分は28帖 落語のねた「九州吹き戻し」 栗、無花果、石榴、、梨、葡萄等秋の実りは、様々な物が有ります。 栗は、栗お

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落語と歳時記
2019年09月07日05:46

両国橋のそばには、猪鍋料理のももんじ屋、一つ目通りを下ると軍鶏肉、鬼平犯科帳の五鉄のモデルに成った店が有る、 一つ目通りを一の橋を渡り新川通りを左折すると森下、駅周辺は遠山金四郎の屋敷跡が有りました!また森下の長慶寺にも宝井其角の墓がある、

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落語と歳時記
2019年09月05日05:30

萩 桔梗 葛 薄 女郎花(おみなえし) 撫子 藤袴 月夜の晩に映える、草花です。 田舎の路傍、川辺に咲く飾り気の無い花です。 又秩父の長瀞には秋の七草を植えた七つの寺が有ります。 女郎花は、女性を圧倒する美しさという女(おみな)とえし(圧する)の古語の

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落語の徒然(あくび)
2019年09月04日05:49

あくび指南」。。。江戸の町には稽古屋(指南場」があります。そこに出かけるのは職人やぼて振り(魚や青物を天秤棒を担いで売り歩く人)商人など、午前中仕事をして午後は遊び、日が暮れると寝る生活をしている人々が通っていました。上手になろうと言うわけ

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落語と歳時記
2019年09月03日05:19

季節も移ろい梨から柿へ果物の旬も変わります! (梨) 花言葉は 「博愛」「愛情」 (木)「慰安」 歌舞伎界のことを「梨園」というのは、 中国・唐の玄宗皇帝が梨園で歌舞音曲を楽しんだり、教えたりしたという故事からきている。 「20世紀梨」は、千葉県

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落語の徒然(花)
2019年09月02日06:28

秋めいて夜が長いと散歩がしやすく成ります。薄にお化けを感じる季節ですが、秋は、物悲しく人恋しい大人の恋の季節です。花も秋めいて百日紅を見かけました。 百日紅の花言葉は「雄弁」「愛敬」「活動」「世話好き」 此花の伝説に、再会を誓った男女が死に

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落語と歳時記
2019年09月01日06:01

今日は「防災記念日」大正時代の関東大震災の日です!天災は忘れた頃にやって来る。天災より人災が怖い今日この頃です。 落語ネタ「天災」「骨違い」 【長月の語源・由来】 語源は諸説あり、新暦の十月上旬から十一月の上旬にあたり、夜がだんだん長くなる「

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