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2019年03月15日06:06

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落語の徒然(食と器)

江戸の食卓は、元禄以前と以後では異なります。
以前は犬が最上の食品でした。各武家屋敷に人が集まり醤油が出来ると、食の質は変わりました。
春の魚 伊勢海老 芝海老 鰯 鯛 鮃
春の野菜 生姜 三つ葉セリ 土筆 油菜

青柳は「小柱」「馬鹿貝」浅蜊、蛤、等もよく食べられ、浅蜊飯「深川飯」
調味料は、醤油の前は酢が主の調味料で最初は、柑橘酢「木酢」で酢と味噌を合わせ食材と和える「ぬた」や生姜酢、山葵(わさび)酢 知多半島で造られた酒粕を原料とする「粕酢」で甘味が有り酢飯にあい、握り寿司が生まれました。

器は、大別して陶磁器は、土から造る陶器と、石を砕き造る磁器から成ります。

備前焼は、低温で焼き締め器を仕上げます。用途は徳利の様に、酒や油を入れる物

有田焼や伊万里焼の様に、素焼きから柚液をかけ、絵付けをした後、もう一度透明柚をかけ、再度窯に入れます。

器は、茶器の様に、茶の湯に使用する茶碗、棗、の様に単品で造る物と料理に使用する、十枚の様に組で造る物が、有ります。
伊万里焼等を展示している渋谷の戸栗美術館
東京国立博物館には、萩焼き、京焼き等が展示されています。
有楽町の出光美術館では伊万里青絵付を展示
落語のねた「金明竹」「井戸の茶碗」「茶の湯」「尿瓶」「家見舞い」「猫の皿」
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