世の中には灰色もある

ネットのレスを眺めていると、
世の中には白と黒しかない、
と思っている人が多いように思える。
実際は灰色がいちばん多いのに。（笑）

たとえばエスカレーターの歩行問題。
本来エスカレーターは階段を上れない人、
上りたくない人のためのものだから、
片側を空けるのはマナーではなく、
歩かない人の好意である、
ということを歩く人は忘れてはいけない。
歩いて上りたいのなら階段を使うべきだ。
仮に前方を塞ぐ人がいても、
邪魔だからと怒るのは本末転倒である。

．．．ここまでが白と黒の話。

ただし、エスカレーターと階段を並置するだけのスペースがない、
という駅も相応にあって、そういう駅のエスカレーターは、
階段としての任務も担っているから、
片側を空けるのは好意よりはマナーに近くなる。
これが灰色な現実。（笑）

さらに記すと、歩く人・歩かない人ともに、
ただ権利を主張するのではなく、
歩かない人はなるべくスペースを空け、
歩く人はぶつからないよう互いに配慮しあえば、
こんなくだらないことが二ユースになることもない。



■マツコ「エスカレーターの片側空けは危険」に賛同　「効率を考えても、みんな2列で乗った方がいい」
(キャリコネ - 12月25日 17:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5433486