この試合、雨がきた。浦和学院対二松学舎大付。
初回は浦学が走者を出したが共に無得点で2回に入った時だ。かなり強い雨だった。ネット裏第1段がボクの指定席。風が強いと雨に濡れる。ましてやこの雨は強すぎる。
思わずネット裏の上段まで駆け上がった。とりあえず空いている席に座って観戦。
浦和学院の渡辺投手。190センチの身長から投げ出す150キロ近いボール。この夏の大会で注目度が増した選手の一人だ。しかし対する二松学舎も最速149キロと言われた広陵森投手を打ち込んで勝ち上がってきた。
初回の二松学舎、エラーと四球、犠打で1死2・3塁のチャンスを作る。しかし、その後連続三振。4回も安打と2塁打で無死2・3塁とするがまたしても2者連続三振。3人目も内野ゴロに打ち取られた。
二松学舎はそれ以外はチャンスらしいイニングはなく5安打に抑えられた。
浦学は3回に2点を挙げると5回には3本の長短打にエラーも絡んで3点、6回にも1点を追加して試合を決めた。
それにしても浦学の渡辺君はこの大会まだ無失点。大会前の評価を大きく塗り替えた選手の一人だ。5年前の小島君が足を吊って敗れた試合から複数投手を育成してきた浦学。しかし、今日は渡辺君が完封した。
かつては埼玉をリードしていた浦学は夏の優勝は花咲徳栄に先を越されてしまった。しかし、今年の浦学は強い。花咲徳栄の2年連続優勝はなくなったが、埼玉県勢の2年連続優勝の可能性はまだ残されている。
2018年8月16日 第100回全国高校野球 3回戦(於 阪神甲子園球場)
二松学舎大付
000 000 000 = 0
002 031 00x = 6
浦和学院
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