あっさりとした試合だった。前橋育英は2回に四球と2塁打で先制し4回には2本の安打で追加点を挙げた。2−0・・・・
試合はこのままだった。1回は三者凡退。3回は2本の安打が出たが併殺でチャンスをつぶす。5回からは四球の走者を一人出しただけだった。
一方の近大付はノックを見ても内野守備の固さがわかった。確実な捕球と素早い送球。
27のアウトの内、15を内野ゴロに仕留めた。三振は7である。試合内容はほぼ完ぺきだった。だが、あまりにも点が取れなかった。無謀な本塁突入もあった。牽制で刺されたり盗塁失敗など走塁面でうまくいかなかった。
左の大石投手の力のあるボールに硬い内野陣。野球は守備からだ。安打数は前橋育英が5本、近大付は6本。試合を分けたのは攻撃面のほんの少しの差だった。
10年ぶりの出場に大応援団を繰り出してきた近大付。伝統の青のユニフォームは躍動したが本塁が遠く、残念ながら1時間37分で散った。
2018年8月7日 第100回全国高校野球 1回戦(於 阪神甲子園球場)
前橋育英
010 100 000 = 2
000 000 000 = 0
近大付
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