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2018年03月05日22:21

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春が来る兆しが



この二日で気温が10℃ほど上がった。 外に出ると顔に当たる空気に柔らかさが混じってきているのをはっきりと感じる。 近所の水路には冬の最期の薄氷が残っているけれど月も弥生にはいったのだからもう2日ほどで氷もきれいに消え失せ3日ほど前に皆が興じていたの氷上の遊びも出来なくなるのは当然のことになる。 第一、今の時期に氷の上で遊べたと言うのが異常だったのだ。 

昨日町に出た。 数日前には子供たちがスケートをしていた運河にはだれも居らずただ鴎や野鴨がうろうろ氷の上を歩いているのが見えるだけだった。 この急激な気温上昇は早くから予測されており、氷が急激に溶けることが繰り返し警告されていたから今子供たちが見えないというのがその効果なのだろう。

それでも田舎でははしゃぐ若者がまだいたのか夜のニュースではモーターバイクで氷の上を走って遊んでいたバカが陥没して消防救助隊が出る一幕もあったと報じられていた。 オートバイで氷の上を走っている光景を見たのはもう随分と前になる。 そんなことは自分の町ではもう15年ぐらい前になるだろうか。 それでもはしゃいでいたのは比較的軽いバイクに乗ったまだ子供を卒業していないような若者たちばかりだったように思う。 大の大人は重量級のオートバイに乗るがそんな男たちはいくら氷が厚いといってもそんな子供じみたことはせず軽いバイクに乗るこどもたちに任せてそんな光景をオランダのジンかスコッチを舐めながら眺めているものだ。

ジムの仲間で歯医者のアーサーは長距離スケートをやり一年中トレーニングをしている。 湖の氷上スケートマラソンに毎年オーストリアやフィンランド、スウェーデンなどに出かけているのだがそれは近年オランダにはちゃんとした氷が張らないからだ。 今年にしても自然の氷の発育が悪く野外のスケート・マラソンも開催されずただ1回か2回申し訳程度に野外の人工リンクで大会が行われたぐらいだ。 北欧やスイス、オーストリアの湖で氷が20cmほどになるようなところでは重量級バイクの大会もあるそうだ。 

いずれにせよ昨日氷の上をぺたぺたと歩いていた鳥たちももうそんなことができなくなる。 春がそこまで来ているのだ。 来てもらわなければ困る。 
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