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2017年10月29日01:44
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生きた建築ミュージアムフェスティバル
バラエティに富んだ「現役の建物たち」。
それぞれのオーナーや設計者のこだわりと愛情を感じました。
生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪２０１７
＠大阪市内および近郊
１０月１０日にキックオフイベントが行われた
”イケフェス大阪”
はじまりました！
普段は見られないオフィスビルの内部なども、撮影こそできませんが
無料で公開されています。
生憎雨のスタートとなりましたが
いつも見かけているもの以外を中心にまわってみました。
（１）大阪ガスビル
中にはいっていませんが御堂筋の美しいスカイラインを
象徴するような（要するに社格に比して著しく低層な）建物です。
（南館1933年、北館1966年竣工）
（２）日本圧着端子製造��
コネクタをグローバルに製造販売している会社です。
ガイドツアーに参加しました。
外観からして木格子なのですが、なんと、全館床がフシもない檜ばり。
天井は杉（エアコンや照明も木格子で見えません）。
デスクなど家具も木製のオリジナル。
コピー機や自動販売機のようなものも木格子で目隠しされているという念の入れよう。
会社全体が木のいい香りです。
開発担当者は窓にむいた掘り炬燵式畳のスペースで就業するという。
この本社社屋勤務の２３０人余の下駄箱が通用口に並んでいます。
要するにみな靴下裸足で仕事している（上履きを履いているかたもあるそうですが）。
フロア構成も１つのフロアを４エリアに分け、半階ずつずらして２重らせんを描くように
配置して中央に吹き抜けの中庭を設けています。
ガラス張りの中庭は雨や雪の落ちるさまもみられるそう。
（設計岸下真理 ２０１３年）
（３）日本基督教団浪花教会
ヴォーリズ監修。ついでに隣りはオペラ・ドメーヌ高麗橋ビル。
（設計竹中工務店1930年）
（４）江戸堀コダマビル
児玉竹次郎旧宅。
（1935年）
（５）遠藤克彦建築研究所大阪オフィス
現在進行中の中之島・大阪新美術館を担当する建築事務所のオフィス。
コンペ１次、２次の資料と模型がみられます。
来年は更に進んだディテール資料がみられることでしょう。
（６）立売堀ビルディング
大阪大空襲でも鉄筋だった北半分は焼け残りました。
４階のギャラリーで乾漆の
水島太郎展《守り神》
開催中。
（1927年）
（７）長瀬産業��
ガイドツアーに参加しました。京都発祥の２００年企業です。
新館（1982年）を増築する際にも本館（1928年）の雰囲気を
継続したそう。
屋上には緑化スペースやお稲荷さんがあります。
本館の意匠はステンドグラスに階段の手すりなど、それはそれは美しい。
（８）オーガニックビル
昆布の小倉屋山本の本社ビル。
壁面の植物の手入れが大変そうだなあ、といつも思います。
（1933年）
（９）浪花組
左官業の老舗。
村野藤吾先生の作品はいいですよねぇ。
（1964年）
（１０）日本基督教団島之内教会
（1928年）
（１１）原田産業�蠡膾緞楴�
最高にフォトジェニックなところです。
現役のオフィスであることが信じられないようなタイムスリップ空間。
（１２）大阪農林会館
もとは三菱商事の大阪支店だったという複合商業オフィスビル。
階段から見下ろしたロビーがいい雰囲気。
各階廊下には大金庫の扉が残されています。
（1930年）
（１３）北野家住宅
大阪大空襲にも奇跡的に焼け残った木造３階建の町家です。
崖のように急な階段、木製の桟のガラス窓、なげしの上の肖像写真・・・
とレトロ感いっぱい。
国の登録有形文化財。
（1928年）
私は１日だけの参加ですが、イケフェスはもう一日続きます。
建築中のビルの公開もあるようですね。抽選は激戦だったようですが。
それぞれのオーナーや設計者のこだわりと愛情を感じました。
生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪２０１７
＠大阪市内および近郊
１０月１０日にキックオフイベントが行われた
”イケフェス大阪”
はじまりました！
普段は見られないオフィスビルの内部なども、撮影こそできませんが
無料で公開されています。
生憎雨のスタートとなりましたが
いつも見かけているもの以外を中心にまわってみました。
（１）大阪ガスビル
中にはいっていませんが御堂筋の美しいスカイラインを
象徴するような（要するに社格に比して著しく低層な）建物です。
（南館1933年、北館1966年竣工）
（２）日本圧着端子製造��
コネクタをグローバルに製造販売している会社です。
ガイドツアーに参加しました。
外観からして木格子なのですが、なんと、全館床がフシもない檜ばり。
天井は杉（エアコンや照明も木格子で見えません）。
デスクなど家具も木製のオリジナル。
コピー機や自動販売機のようなものも木格子で目隠しされているという念の入れよう。
会社全体が木のいい香りです。
開発担当者は窓にむいた掘り炬燵式畳のスペースで就業するという。
この本社社屋勤務の２３０人余の下駄箱が通用口に並んでいます。
要するにみな靴下裸足で仕事している（上履きを履いているかたもあるそうですが）。
フロア構成も１つのフロアを４エリアに分け、半階ずつずらして２重らせんを描くように
配置して中央に吹き抜けの中庭を設けています。
ガラス張りの中庭は雨や雪の落ちるさまもみられるそう。
（設計岸下真理 ２０１３年）
（３）日本基督教団浪花教会
ヴォーリズ監修。ついでに隣りはオペラ・ドメーヌ高麗橋ビル。
（設計竹中工務店1930年）
（４）江戸堀コダマビル
児玉竹次郎旧宅。
（1935年）
（５）遠藤克彦建築研究所大阪オフィス
現在進行中の中之島・大阪新美術館を担当する建築事務所のオフィス。
コンペ１次、２次の資料と模型がみられます。
来年は更に進んだディテール資料がみられることでしょう。
（６）立売堀ビルディング
大阪大空襲でも鉄筋だった北半分は焼け残りました。
４階のギャラリーで乾漆の
水島太郎展《守り神》
開催中。
（1927年）
（７）長瀬産業��
ガイドツアーに参加しました。京都発祥の２００年企業です。
新館（1982年）を増築する際にも本館（1928年）の雰囲気を
継続したそう。
屋上には緑化スペースやお稲荷さんがあります。
本館の意匠はステンドグラスに階段の手すりなど、それはそれは美しい。
（８）オーガニックビル
昆布の小倉屋山本の本社ビル。
壁面の植物の手入れが大変そうだなあ、といつも思います。
（1933年）
（９）浪花組
左官業の老舗。
村野藤吾先生の作品はいいですよねぇ。
（1964年）
（１０）日本基督教団島之内教会
（1928年）
（１１）原田産業�蠡膾緞楴�
最高にフォトジェニックなところです。
現役のオフィスであることが信じられないようなタイムスリップ空間。
（１２）大阪農林会館
もとは三菱商事の大阪支店だったという複合商業オフィスビル。
階段から見下ろしたロビーがいい雰囲気。
各階廊下には大金庫の扉が残されています。
（1930年）
（１３）北野家住宅
大阪大空襲にも奇跡的に焼け残った木造３階建の町家です。
崖のように急な階段、木製の桟のガラス窓、なげしの上の肖像写真・・・
とレトロ感いっぱい。
国の登録有形文化財。
（1928年）
私は１日だけの参加ですが、イケフェスはもう一日続きます。
建築中のビルの公開もあるようですね。抽選は激戦だったようですが。
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