mixiユーザー(id:6327611)

2017年08月30日22:51

677 view

キャット・スティーブンスという歌手を知ってますか? バリー・レビンソン監督「ロック・ザ・カスバ!」(2015)。

今年の4月18日に日記としてアップした記事です。なぜか削除されていましたから、再度アップします。どうやらケイト・ハドソンの写真が胸を出していたからのようです。以前も、ハリー・ベリーのスチール写真を掲載したら、日記ごと削除されました。ミクシィのエロ基準は異常だと思います。

>キャット・スティーブンスという歌手は、僕がレコード会社に入ったころ日本でもリリースし始め、そのころ新レーベルとして注目されていたA&Mレコードからのリリースで、それがたまたま僕が就職したレコード会社と契約中だったわけです。前後して僕は日本のフォークソングに興味を持ち、ギターで弾き語るキャット・スティーブンスにも肩入れし始めました。

で、今回の「ロック・ザ・カスバ!」という映画は、「レインマン」でアカデミー監督賞を獲得したバリー・レビンソン監督の新作です。主演はビル・マーレーで、ケイト・ハドソンにゾーイー・デシャネルが共演している。でも僕は昨年劇場公開されたことに気づかなかったわけです。“過去の監督”なのですかね。

物語は、マドンナを路上ライブで見つけてスターにしたと自慢しているマネージャーが主人公。そのリッチー(ビル・マーレー)が食い詰めて、そこそこなのに売れない女性歌手(ゾーイー・デシャネル)を連れてアフガニスタンの兵士慰問に出かけます。とりあえず金を稼ぎたいわけです。

アフガニスタンでは、女性が歌うことを禁止しているらしいのですが、ある部族でひそかに歌う女性サリーマ(リーム・リューバニ)を見つけ、これはスターになるとテレビのコンテスト番組に売り込む、という展開です。なんかアフガニスタン版「歌声にのった少年」(2015)ですね。←あちらはガザ地区からエジプトの番組に出る話でした。

そのサリーマが歌っていてリッチーがほれ込む歌が、キャット・スティーブンスの“ワイルド・ワールド”でした。さらにラストには“ピース・トレイン”を歌います。荒廃した世界に平和の列車ですから、いかにもですよね。そんなリッチーの常軌を逸した行動を、ケイト・ハドソンやブルース・ウィリスたちが支える。←あ、さっきのスターの中に、このハゲおやじも加えるべきでしたね。いいや、別に忘れても。

キャット・スティーブンスは1970年代後半にイスラム教に改宗して、名前も変えたと聞いています。もっともそんなことは僕には何も関係ないから忘れていました。この映画で“イスラム教徒の歌しか歌わない”と言われて、そうでしたなと思い出しただけ。←ジミー・クリフもイスラム教徒らしいけど、こちらは僕の好みの音楽ではありません。

とりあえずハリウッド映画がテキトーに考えつくストーリーですね。本当はもっと深刻だけど、そんな事実を描いたって商売にならない。だって、ここまで甘くしても商売にならないわけですから。初めから作らなきゃいいんだけど、なんかのはずみで進行してしまったんでしょうね。製作費が1500万ドルで米国内興収トータルが300万ドルですか。お気の毒。ケイト・バトソンなんか、はじけた娼婦役で楽しいのに惜しいなぁ。

とりあえず、ダニー・マクブライドが出てきたら誰かが騙されてひどい目に遭うという、アメリカ映画の真理は健在でした。よい子は彼に近づかないようにね。
1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年08月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031