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2017年08月26日08:02

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昨日は“鉄道ひとり旅”を体験してみました。秋田新幹線に初乗車の巻。

僕はルーズな“乗り鉄”でして、昔から乗り物に乗るのが好きです。旅先の体験もさることながら、途中の“鉄道を利用している”という実感が好き。今回は、秋田県大曲に花火大会を見に来ました。今、駅前のホテルにいます。

しかし一昨日の雨で雄物川が再び氾濫し、花火会場の打ち上げ場所も冠水してしまったようです。そんな大変な状況なのに、のんきに花火見物というのもちょっと気が引けました。でも多くの“こまち”が運休になる中、僕が予約した11時20分発の、こまち17号は予定通り定刻(厳密には30秒遅れ)で出発。

秋田新幹線は、いわゆるミニ新幹線というやつで、線路は拡幅していますが在来線である田沢湖線(盛岡〜大曲)を利用しているようです。拡幅のため1996年に1年間運転しなかったらしい。ということで車体は本来の新幹線に比べて細く、席はABCDの4席となっています。←こういう事実すら初体験だから、いかに“ルーズな”乗り鉄かということですね。

背もたれが高く、だから電光掲示板の案内文字が読みづらい。ま、最近はスマホの位置情報画面を見ていれば、通過駅の駅名が読めなくても自分がどこにいるかすぐわかりますけどね。とりあえず発車3分前まで乗車できず、暑いプラットホームに立っていたから、上野を出たあたりで舟をこいでました。気がついたら宇都宮。

僕は東海道新幹線を利用するとき、大阪方面へ向かうときはA席で、東京へ戻るときはE席を取っています。その理由は、すれ違うとき衝撃がないようにという考え方。ところが秋田新幹線は下りの進行方向に向かって、右からABCDと並んでいます(JR東日本は全部そうかな?)。だからA席だとすれ違う側。しかし宇都宮まで眠っている間、すれ違いに全く気づきませんでした。すれ違いゼロとは考えられないし。

最初、こまちは幅が狭いから、その分衝撃が緩くなるのかと思いました。それもあるようですが、そもそも対向車線との間隔が広いことに気付きました。用地買収が東海道新幹線よりうまくいったのかもしれません。でもって、盛岡までほぼ定刻で到着。しかし問題はそこからでした。

つまり午前中に盛岡を出るこまちがほとんど運休していたようで、そのこまちに乗ろうとしていた乗客が盛岡から乗り込んできたわけです。もちろん指定席は満席なので、みなさん立ち席。僕は窓側だったので全く問題ありませんでしたが、通路側の方は結構気になったでしょう。

そして旧田沢湖線を利用している秋田新幹線は、盛岡から単線となります。おまけに増水による徐行運転があり、田沢湖駅に30分延着でした。僕は東京からなので30分延着で済みましたが(角館、大曲までも30分延着ですから、その間は通常運転ですね)、盛岡で足止めを食らっている人たちは大変。ある乗客が“一つ後にしていても同じだった”と言えば、別の人は“もっと前から待っていた”という具合。

僕はと言えば、うつらうつらしながら座っているだけですから、30分遅れなんか屁でもありません。それより、盛岡から新幹線のつもりで車窓を眺めていたら、すぐ隣の道を乗用車が走る(高さが同じなので驚きます)。まさに在来線の感覚です。踏切まであるから、こんな新幹線体験は初めて。ダーリンハニーの「鉄道ひとり旅」そのままに、大いに楽しみました。

てなわけでホテルにチェックインして、大曲の目抜き通りを散策。天気は完全に回復していますから、街は花火大会の準備をしていました。問題は打ち上げする場所が冠水してしまったことですが、夜中にテストなのか花火が打ちあがったので安心して就寝。やはり4時間の列車旅で疲れていたようです。

でも朝のニュースによると、関係者は徹夜で復旧作業を行い、なんとか実施を決定したそうですから、のほほんと安心していた自分が恥ずかしい。関係者の皆さんの努力に感謝します。写真1は、こまちの入り口。ホームと間隔があるので足場が出ています。写真2は、前夜祭の準備のよう。漫画映画の影響か?とちょっと感激。写真3は、テスト打ち上げと思われます。立体駐車場が爆発したみたい。
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