「スナッチ」
西澤保彦
光文社
ノンシリーズの長編ミステリ。
大学卒業と結婚を控え人生の黄金期を迎えようとしていた22歳の主人公は、意識を取り戻した時53歳になっていた。
空白の31年間に一体何があったのか。
帯を見ただけでは分からなかったのですが、著者らしいがっつりSF設定の本格ミステリでした。
いやぁここまで説明がっつりなのは、久しぶりな気もするなぁ。
辛い境遇に立たされてもパニックにならず、何とか受け入れようとする主人公偉い…自分がその立場だったらと思うとほんと…。
でも結末や読後感は悪くないので、ほんと良かったです。
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