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2017年01月21日22:09

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牛乳を1リットル飲んだ



胃の検査のためにCTスキャンをすることになった。 病院の手引きにはスキャンの1時間前に600cc、 20分前に400ccの牛乳を飲むこと、とある。 写真に陰影をはっきりつける為だそうだ。 昔聞いたのは石膏のようなバリウムを飲まされてそれにはバニラや苺、ココアのような味付けがしてあってかろうじて飲み下せるものの凄く不味く、更に検査が済んでからは中々腸からは出てこず便秘が続いて苦しいものだ、というのだった。 それを造影剤といっただろうか。 いずれにせよもう40年以上前のことだ。 時も場所も変わればその造影剤が今では牛乳とは、、、、、楽になったと思った。 

スキャンは11時10分に予定されている。 だから10時10分に600cc飲み込まなければならない。 冷蔵庫から出した冷えた牛乳は腹に悪いと前夜から牛乳パックを台所に置いて常温にしておいた。 定刻の30分前には病院に行き、受付でチェックインしたあと待合室で20分前に飲み干すために先ず400ccをガラスの壜に注ぎ病院に持って行くべく準備した。 ガラスの計量カップに500cc注ぎそれを半分以上飲み、残りの100ccを足して牛乳パックを空にして一口で飲み干した。 牛乳を一気に600ccも飲んだのは初めてで牛乳だけをこのようにして飲むのももう十年以上ぶりではないか。 これで牛乳の味を思い出した。 毎日コーヒーや紅茶には牛乳を使うけれどこのように飲むことはない。

車で病院に出かけ受付で名前を言い待合室で他の7,8人と自分の順番を待った。 案の定40分遅れで名前が呼ばれCTの機械の据えられた部屋に入ると遠い親戚の娘が技師としていた。 彼女の年の離れた中学生の妹に一昨年半年ほど日本語を教えた。 交換留学生として九州の高校に半年行くためだった。  アニメのお宅のような娘で覚えが早かった。 半年で漢字かな交じりの簡単な日記が書けるようになっていたから日本に行っても不自由はなかったようだ。 フェイスブックに熊本城で撮った写真が載っていた。 コスプレで西洋人形のようだったが足が長く日本のクラスメートの頭一つ半ぐらいは飛び抜けていた。 地震のちょっと前だった。 中学生だけれど体が大きいから日本では成人の女性に見られるほどで姉はそれに比べて華奢な少女のような容貌だった。 彼女とはもう5,6年会っていなかったから言われるまで分からなかった。 移動式ベッドに横たわってこれからCTスキャンの大きなリングに入ろうかという時にこれだから驚いた。 ミルクを飲んだ時間のことを言ったけれど40分ぐらいの遅れでは支障がないと言われ10分ほどでスキャンは済んだ。

結果は来週内科医から伝えられることになっている。  
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