さて、きょうはヨーロッパの走行前改修を始めるべくエンジンを始動して移動させようとしたところ、エンジンが「初爆」せずに全く始動しなかった
原因を探求すべくさっそくT/S(トラブルシューティング)に入ったのだが、原因がつかめず時間だけが虚しく過ぎて行くばかり
原因の切り分けを行うべく電装系なのか?燃料系なのか?という感じで大まかに分けてT/Sに入った
まずは電装系を疑い、左の写真の様に各気筒のプラグを外してエンジンとプラグを接触させてスパークしているかを確認したのだが、写真では少し分かり難いが僅かにバイオレットカラーになっている部分が火花で、目視では全ての気筒でかなりシッカリとスパークしていたので電装系は「シロ」という結論に達した
次は燃料系なのだが、全てのスパークプラグは僅かに湿っているようなのだがその湿り加減が点火していない割にはかなり弱い感じだった
それでは各気筒にキャブからの燃料が噴射されていないのではないか?と考え燃料ポンプの出口と下流側のキャブ入り口でその流量を確認したのだが全て問題無し
次はエンジン始動に際してチョークを最大限リッチにしても始動しなかったので、レシプロ飛行機の様に今回は各気筒に注射器を使って直接燃料を注入後に始動してみたのだが.....これも全然効果なし
この注射器作戦は奥の手で、何回も行うとシリンダーの油分を除去してしまうので打つ手なし
バッテリーは新品なのだがT/Sで何回も酷使してしまったのでレベルはレッドゾーンとなり、充電器のセルスタートモードを使ってトライしている内にかなり苦しそうな状態となってきたので本日は「敗戦」という事になった
んん〜.......手ごわいご不動さん、さてどうしたものかと思案するJetcityなのであったぁ
ログインしてコメントを確認・投稿する