経営者として改めて肝に命じたい。

ユニクロで名字変えバイトしていたジャーナリスト、潜入ルポ発表後にいつも通り出勤　解雇を言い渡される
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4330711

この話を読んで、中国共産党の歴史を思い出した。
毛沢東を皆恐れて事実を報告することが出来ず、周囲にはイエスマンばっかり。
国民が大量に餓死しても、部下が皆隠匿しちゃうから、国が崩壊しても気付かなかったのだ。
外から見た諸外国の方が、おかしいって気付いてた。

結局、こんな大企業の社長が、現場の真の状況を知る訳がないってことだ。
だからこそ、「自分のとこで働いて確認してほしい」なんて大口叩けたんだろう。
部下からの報告が100％真実、だなんて思っちゃいけない。
そりゃあ盛るよ、大なり小なり。それが人間だもの。

裸の王様だよなぁ、恥ずかしい…。
とは思うものの、別にユニクロ社長を批判したい訳じゃなくて、自分だってこういう立場にいつか立つかもしれないし、気を付けなくちゃ駄目だよなって思った訳だ。
経営者として、性善説ではやってけないでしょ。
例え部下が一人だったとしてもさ。その一人をいくら信頼してたとしてもね。
それは経営者として、上に立つ者として必要なスキルの一つじゃないかな。

まあ、独裁者でいたいならいいんでしょうけどね。