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2016年09月25日08:48

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週記305 美人と猜疑心

 最近、美人さんと話していて(勿論女性です)、美人であるということの生きづらさについて思うことがあったので少々。

 これまで醜さと美しさについては週記で何回か取り上げてきましたが、今度は美しさの観点からこの問題を取り上げて行きたいと思います。

 さて、美しさ。

私の出会った美しい女性はどうやら一種の人間不信のようでした。

一種の、と断ったのは別にそれが彼女の普段の行いから見えるわけではなく、人と個人的に会ったりするとき、或いは好意を向けられたときに見えるものだったからです。

彼女と話していて気がついたことだけど、それは彼女が美人であるがゆえに傷つけられたこと、美人である事がある種の取引材料となって人と駆け引きしてきた(或いは駆け引きに連れ出されていた)過去があるからのようでした。

勿論、比較するまでもなく美人ではない私にとってはそんな出来事は勿論無く、人と一緒に居ることが苦痛なのは大体いじめっ子や怒りっぽいタイプの人がいるときくらいです。

つまり、彼女は美人が故に欲望とセットで向けられる好意に対して忌避感を持つようになってしまった、つまり一種の人間不信になってしまったようです。

特に容姿に優れた点があるわけでもない私にとってはもちろん取引材料は無く、好意はただ純粋な感情としての好意以外ではありませんでしたが、美人である彼女は違うようでした。

その点に関して、彼女は醜さとはまた違う生まれいづる悩みを持っているようです。

 美しいがゆえに得るものも、体験できるものも多いでしょうが、傷つけられることも多い。

私は先にも書いたように美しさとかいう容姿に関しては持たざるものでしかなかったのでそういった生き辛さを知ったのは初めてでした。

以前も紹介した百田尚樹の「モンスター」や松浦だるまの「かさね」では醜さから来る生きづらさについて考察をしてきましたが、逆もあるという事ですね。

美しさも醜さも程度が大きくなればなるほど人間を苦しめるようです。

 中庸がいい、と言ったブッダの言葉の視点の広さに感服した今日此の頃。

P.S.
 今回、取り上げた美しい女性についての考察は多分にして私の推測を含んでいるので、当たり前のことですが、今回書いたことが彼女の真実であるわけではありません。ただ彼女の発言と私の見てきたFactをあわせただけなので、それは間違いなく創作物であるわけで。とまあー、もしかしたら万が一にも彼女がこの週記を見ることがあったときのために、そんな風に弁解しておきたいと思います。

以上。

【最近のDiary】
・This is it!
Yesterday, I watched Michael Jackson’s movie, ‘’This is it’’. This movie is some of documentary about his concert rehearsal which was not held on. Before I watch this, what I only know about his work was ‘’Thriller’’. So, that is, I hardly know about him. But after watch this movie. There were many information about him. Especially, his stage directer’s talent was outstanding. Singing, Dancing, Tuning. All great. ‘’King of POP’’ is suitable nickname for him. That’s all.

【最近のBooks】
・寄港地のない船 その他(Photo No.1)
 知人の紹介もあり買ってみました。作者はイギリス人作家:ブライアン・オールディスさん。久しぶりのSF小説です。アイの物語以来? 今回は色々買ってみました。主にはSFとミステリーを半分ずつ。本当は古本屋をぶらりぶらりと巡って色々発掘してみたいところだったのですが、なかなかまとまった時間を取れないこともあり、面白そうな物をピックアップして買ってきました。やっぱり新品は高いですね。まあ寄付をしたと思えば。
 この作品もゆっくりと読んでいきたいと思います。
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