今日は時間を見つけて作業を行いTR11台車二台を共に完成させる事ができた
まずは左の写真のようにボールローラーの張り出し部分を削ったのだが、写真の上側のボールローラーは削る前の画で、下側のものが削り終えたものなのだが、ここを削る事によって揺れ枕の可動域が広がる事になり「本物により近い動きができる」のだと思うのだが、少し削り過ぎた様で揺れ枕が大きく動くと下側の「揺れ枕リンク」と「釣り合い梁」の内側が当たってしまうという......
特に大きな不具合ではないのだが、こんなところに伏兵がいたとは恐れ入ったJetcityなのであったぁ
真ん中の写真は軸箱内のラジアルベアリングなのだが、一つだけこのベアリングの動きが重く、それだけなら良いのだが更にゴロゴロという音がしていてベアリングの孔に突っ込んだ指にも鈍い振動が伝わってくるので点検したところ、軸箱とベアリングの嵌め合いがかなりきつくて「逝っちゃっているな
」という感じだった
W辺製作所から送られてきた品の中に予備のベアリングとか幾つかのスペア部品が忍ばされていたのでさっそく使う事にしたのだが、嵌め合いがきついので内面を少し研磨してから入れたのだが「少しは良くなった?」程度で、何回も抜き差しするとこのスペアベアリングも壊しそうなので......こっ、この辺で勘弁してやろう
とりあえずここの部分は経過観察を行う事にする
右の写真は完成したTR11の雄姿なのだが、二台とも「横スギ」仕様なので経過観察は有るものの頼もしく働いてくれそうな予感がする
あとは運客々車に枕梁を当ててみて、全体のバランスを確認後に溶接する作業を行う事になる
細かい作業の連続で、指は痛いし目は見え難いしと「過酷な作業だった」が、完成機を眺めていると疲れも吹き飛ぶJetcityなのであったぁ〜
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