血圧を下げる薬は大きく分けて6種類の薬剤が有ります。
医師はなぜこの患者さんの血圧が上がってるのか?を診て、それぞれ合った薬剤を処方してます。だから、私に合ったので、隣の奥さんが最近血圧が高いらしいから、私のを1錠おっそわけ?(爆) なんてダメなんですよ〜!
例えば…
カルシウム拮抗剤を飲ませて、それでも血圧が安定しない場合、ARBを投入し、それでも下がらないと利尿剤を入れる場合が有ります。
カルシウム拮抗剤にARBを乗せて下がらない時はARBでも他の薬剤に変更して、それでもダメなら利尿剤って段階を踏むんです。
では、最初から利尿剤を使えば良いんじゃないの?と思うかも知れませんが、利尿剤はとても安くて効果も凄く出ますが、リスクが高いんです。
だから利尿剤を入れるのは難しいんです。
ちなみに、この患者さんは高血圧だと思いますよね? 実は心不全なんです。
心不全の初期の段階で血圧が上がって、カルシウム拮抗剤を入れて、ARBを入れて、下半身がむくんで血圧が下がらないとか、肺に水が溜まってしまうんです。
私も医師では無いので、どっちがどっちだか覚えてませんが、心不全でも右心不全と左心不全で、下半身に水が溜まるか、肺に水が溜まるかが違うんです。
ちなみに、肺に水が溜まると、その水を出したくて、咳が止まらない場合が多いです。
そんな、心不全も段階を踏んで医師は利尿剤を投入します。
そんなある日、私、薬を飲みたくないって言う患者さんが来ました。
ナニ〜???? 何で??? って聞くと、週刊誌に出てたからって言うんです。急いで買いに行きましたよ。しかもこの週刊誌、2週に渡ってそんな記事を掲載してます。
中身を読んで見ると、ARBは高い?利尿剤の方が安くて効果的だ?
この人、分かってるのかな〜?何でも順序って有るんです。薬剤が高いか安いかは別にして、段階を踏まないと危険なんですよ!
キャッチボールが出来ない人にホームランが打てますか?
免許取得したばかりの人がレースに出て、問題無いですか?
物には順序って有るんです。順序を踏んで行かないと事故が置きます。
医療費が上がってるって言う人も居ますが、今昔と違って高齢者が多いんです。医療費の全体の半分は75歳以下の人が使ってて、残りの半分は75歳以上の人が使ってるんです。
それだけ高齢者に使われてますが、若者が少ないので、現役で働いてる人が今以上に減れば医療費も上がると思います。
血圧が少し高い人や血糖値が少し高い人が薬を飲まないで居ると、認知症に成りやすいってデータも有ります。だからちょっと高めの人達がお薬を飲む事で、将来的に医療費の削減に成ると思いませんか?
この記事を見て、怒りを覚えた医療関係者は少なくないと思います。
って愚痴でした。(笑)
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