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2016年05月28日00:54

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ユーロトリップ  (2004);観た映画、May '16



ユーロトリップ    (2004)

EUROTRIP

95分

監督: ジェフ・シェイファー
製作: アレック・バーグ
ダニエル・ゴールドバーグ
デヴィッド・マンデル
製作総指揮: ジョー・メジャック
アイヴァン・ライトマン
脚本: アレック・バーグ
デヴィッド・マンデル
ジェフ・シェイファー
撮影: デヴィッド・エグビー
編集: ロジャー・ボンデッリ
音楽: ジェームズ・L・ヴェナブル
出演: スコット・ミシュロウィック スコット・トーマス
ジェイコブ・ピッツ クーパー・ハリス
クリスティン・クルック フィオナ
ミシェル・トラクテンバーグ ジェニー
マット・デイモン ドニー
ジェシカ・ボース ミーカ
ヴィニー・ジョーンズ
トラヴィス・ウェスター

メールで知り合ったドイツ在住の女の子に会うため悪友と共にヨーロッパ各国を巡り、行く先々でハチャメチャぶりを繰り広げる青年のおバカ珍道中を描いた青春コメディ。

アメリカの大学生スコットはガールフレンドにフラれ、メル友のドイツ人マイクへ八つ当たりした挙げ句に絶縁してしまう。しかし、名前から男だと思っていたマイクが実はミーカという名の女性だと知り、彼女に謝罪メールを送るも拒否される始末。ミーカが気になって居ても立ってもいられなくなったスコットは、悪友クーパーと共に彼女の住むベルリンへ向かうことに。旅費節約のためロンドンから陸路を選択したスコットたち。その道中、危険なフーリガンたちとの交流を経てパリで親友の双子も同行に加わり、リヴィエラやアムステルダム、ローマなど各地で色々な体験や騒動を巻き起こしていく。こうして、ようやくベルリンに辿り着くスコットたちだが…。

上記が映画データベースの記述である。 イギリスBBCテレビの深夜映画として放映されたものを観た。 観る気になったのは本作の題から自分の好きなチェヴィー・チェイスの「ナショナル・ランプーンズ・ヨーロピアン・ヴァケーション<未>(1985)」を思い出したからとチェイスのものはアメリカ人家族のドタバタコメディーであり本作は高校を卒業してカレッジに行くまでの夏休みヴァケーションをヨーロッパを巡る仕立てにしてあることからだった。 自分にはこんな年齢の子供たちを持つ家族の旅行でボロ車を駆って何回もヨーロッパを廻っていること、偶には還暦を疾うに越した自分のどこかにまだ18や20の若者が残っているから青春物も嫌いではないこと、それにこの手のアメリカコメディーは自分が訪れたところをアメリカ人が周って彼らのヨーロッパに対するクリシェを見て、やっぱり、という風に予想されたものを再確認する面白さもあるロードムービーでもあるからだ。 アメリカ人の能天気さは嫌いではない。 それは自分にも幾分かそんな能天気が宿っているからかもしれない。 

本作で主人公を振ったガールフレンドがぞっこんとなるパンクロックの剃り上げ歌手がマット・デイモンだったのには笑った。 彼がこんな映画に出ていたのには驚いたということだ。 現在様々なヒット作の主演を張る俳優であってついこのあいだ日本へ帰省するのに使った飛行機の中で観たのが火星でただ一人生き残る「オデッセイ(2015)」であったからこんなB級、C級の青春映画に出たのは誰かに対する友情出演だったのかもしれない。 彼は2004年当時は既に「レインメーカー(1997)」、「プライベート・ライアン(1998」、「ラウンダーズ(1998)」、そして「ボーンアイデンティティー(2002)」で実力のある俳優として認められていたのにもかかわらず本作の出演だったのだから本作でのバカバカしい軽さに笑えるのだ。

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