きょうは愛機C58277がたくさんの乗客と郵便貨物を乗せて、難関かつ宿敵でもある「井沼峠」を超えて運行する運用にあたる日である
左の写真はこれから挑む「井沼峠越え」を前に梨の里駅で機関士による打音点検や機関助士による投炭を行っているところで、間もなく機関士が機関室に乗り込み発車の準備を整えるところの画で、ブロワーを効かせて黒煙が天高く上り始めれば発車はもうすぐだ
定時発車
.....分岐機をいくつも渡り、ほどなくすると「井沼峠」が挑戦者を拒むかのように立ちはだかり始める
機関助士は水と圧の管理に余念なく、機関士Jetcityはブロワー全閉を機関助士に指示し、大きなドラフト音を響かせシンダー降る機関室から動輪の微妙なリズムの変化を敏感に感じ取りながら
逆転機と加減弁を絶妙に操作しつつ空転を未然に防ぐ
おっ.....重い
きょうはかなり荷が重いが懸命に登坂作業を続ける
ここでしくじったら空転、減速となり登坂はおぼつかなくなり「井沼峠の餌食」となる
まん中の写真がまさに「井沼峠の戦い」の画
右の写真は遂に「井沼峠」を征服し、安全かつ定時運行を成し遂げた機関士Jetcityと愛機C58277で、安堵の表情がうかがえる画
かくして蓮田RBK定例運転会はきょうも進行していくのであった
写真は機関士C59さんから頂きました
情景を活かした画をいつもありがとうございます
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