鶏の腿肉のオーブン料理

何事もない一日が続くとネタに困る。　こんな時には喰い物の話が間を持たせるのにいい。　だから今までこの１１年余りの間に３５００ほど書いて来たうち６００も喰い物について書いてしまっている。　



今日のものは色々やっても美味くないスーパーの鶏に嫌気がさして今では町の数少ない鶏肉店にでかけた家人が試みた地鶏のオーブン料理だ。

地鶏の骨付き腿肉を自分で調整したタレに浸しておいたものを大きな金属製のバットに置き、その周りにジャガイモ、小さな玉葱のシャーロット、チコリ菜、ニンジンなどを配して塩胡椒、イタリアハーブ、オリーブオイルを振りかけて２００℃にしたオーブンに３０分ほど入れたらこうなった。

１月か２月に娘が腐蝕土と種をいれた弁当箱ほどのプラスチックの箱を持ってきて窓際に置いておいた。　たまに如雨露で決められたとおり水をやっておけば柔らかな葉レタスが出来ると書いてあるのにウンともスンとも言ってこなかったものが１か月ほど前か白いひげのようなものがチョロチョロとでてきてもそれからが遅かった。　１月からもう４か月やっと日光が長く射すようになったからか貧相なレタス紛いが出来ているからそれを摘んで飾りとした。　娘はそのうちこれの４倍ほどのものがどんどん出てくる、というが眉に唾をつけて眺めているつもりだ。　

地鶏の皮とその脂の具合がまるでスーパーのものと違いこれなら満足だ。　北京ダックの皮はもう少しカリカリ感があったけれど飴色の同様のこの皮も悪くなかった。　これなら白ワインでも赤ワインでもいける。