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2016年05月04日20:59

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♪ペパーミント・ブルーが聞こえる

 台風のような嵐が去ると、あっという間にピーカン。ラズリと散歩に出て空を見上げていると、頭の中で大瀧詠一の「ペパーミント・ブルー」が流れ出した。♪空も海も遠のいてゆくよーーー。酔っぱらった中島らもさんと同じ脳内リゾート気分。
 ペペロンチーノの朝食後、写本を始めたのだが、どうにも集中できない。30分で休憩がてらトウガラシのポット苗をつくり、ふたたび本に向かうも20分で飽きて今度は庭掃除。もう一回チャレンジするもやる気のスイッチがどうにも入らず、パソコンをオフにした。
 
 風は強いものの天気がいいので、ラズリを洗うことにした。
 浴槽に残っている湯はまだ温かい。ラズリを抱えて浴槽に入れ、シャンプーで全身をくまなく洗い、最後にシャワーですすぐ。バスタオオルを使って5分くらい、体を抱くように拭いた。ラズリは気持ちよさそうで、四肢はぴくりとも動かない。
 バスマジックリンで浴槽を丁寧に洗い、その勢いでバスタオルも手洗いして終了。いずれも結構な力仕事なので、体を動かしたというリアルな疲れが心地いい。
 コーヒーを飲んで少し休んだあと、図書館に本を返却しに行った。
 AERAの最新号、姜尚中さんの連載コラムで、地震があった時彼が熊本城からほど近いホテルの一室にいたことを知る。ご無事でよかった! 歯の痛みでうなっているとき、センセイ主演の熊本PR映画『うつくしいひと』を観て、その時はセンセイのクソ真面目な演技ぶりが笑えて痛みを忘れた。
 ゴールデンウィーク合併号は、当然のことながら熊本地震特集にページが多く割かれていた。なかで磯田道史の「17世紀と酷似 中四国も要警戒」(寄稿だと思う)は読ませる内容だった。わずか3ページだが、途中でシステム手帳を開いて要点を書き写したので、読むのに10分くらいかかった。
1611年 慶長の三陸沖地震M8.1
1615年 東京M63/4〜1/4
1616年 宮城M7
1619年 肥後地震M6 八代の麦島城城楼崩壊→6時間後に豊後(大分)竹田の丘城崩壊。
1625年 広島(1月)、愛媛(4月)、熊本(7月)、香川(11月)と立て続けに大地震。熊本では天守他城内の建物が崩れ、瓦も飛んで、骨組みの木材のみ残る。
1633年 小田原地震、城が壊滅M7
1635年 江戸で地震、増上寺の石灯籠ほとんど倒れるM7
1644年 秋田M6.5
1646年 宮城M6.7〜6.5
1649年 神奈川・東京M7
     広島・愛媛M7
     埼玉M7
     神奈川M6.4
 40年足らずの間にM6以上の地震がこれくらいあった、と磯田は書いていた。この記事を年表とともに読んだ人は、熊本地震が他人事ではないという実感を抱いたはずだ。
 話は前後するが、昨日、2年半にわたって履き続けている室内履きを補修した。裏のビニール張りは1年も経つとぼろぼろになる。それで昨年に1度、劣化したビニールを完全に剝がして裏底全体に布を張ってみた。が、これも1年経つと傷みが激しくなってしまった。本来なら捨てる状態なのだろうが、クマモンのキャラクターが可愛くて捨てるにしのびなかった。昨年末、このスリッパを買った店に行ってみたが、同じ商品はなかった。
 それで昨日、傷んだ布を剝がして新たにまた布を張ってみた。これで半年くらいは履いておかしくないスリッパになった。
 熊本地震が起きた翌日になって「ああそうだった、スリッパがクマモンだった」と自分の足元を見て思った。昼行灯みたいな頭だね。
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