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2016年04月27日06:54

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六本木クロッシング

映像作品が多いので時間をかけてゆっくり見ました。
参加型の楽しいものもあります。


六本木クロッシング2016展
〜僕の身体、あなたの声〜
@森美術館

3年に1度、日本のアートシーンの"いま"をみせる展覧会です。

サブタイトルで「身体と声」「僕とあなた」とうたう通り、
歴史・自己と他者の関係性を含めたアーティストたち各々の世界観を表すものでした。

印象的だったもの、いくつか。

◆毛利悠子《From A》

2015日産アートアワードグランプリ受賞作家です。
会場内最初にありました。
タイトルはアルバイト雑誌とは関係なく、拾った「A」からはじまったから。
使われなくなった日用品と機械を再構成して、さらに重力・磁力・光といった目に見えない力で一種の「生態系」を作っていました。
意外性のある動きもあって見飽きることがありません。
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(写真はその一部)

◆ミヤギフトシ《花の名前》

ギリシャ神話のクロリス(フローラ)にモーツァルトのオペラ『アポロとヒアキュントス』、
プルーストと作曲家アーンの男同士の恋物語。
一見バラバラなモチーフが美しい映像と音楽にのせて繋がっていくのが心地よい。
独白やインタヴューの形で進められるストーリイの余韻が何とも。
20分のビデオ作品を何回も繰り返して見てしまいました。
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◆ジュン・ヤン《罪と許しの時代》
インドの天文台遺跡のレプリカとビデオ。
そうか、私たちが天体観測で見ているのは過去なのか…。
『戦場のメリークリスマス』をBGMに使われるともう、ね。


フォト





7月10日まで。
http://www.mori.art.museum/jp/index.html

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