mixiユーザー(id:21651068)

2016年03月13日16:58

296 view

岩澤重夫

1室は鮮やかな紅白梅と枝垂れ梅
1室は金銀箔とプラチナ箔で抽象の桜
1室はプラチナと薄墨の山水

と鹿苑寺金閣客殿の三室を全く異なる描きかたで、
その障壁画本物が目の前に。


岩澤重夫展
@相国寺承天閣美術館

フォト


初期から代表作、絶筆まで130点余の作品が並んでいます。
雪。 滝。 霧。
かとおもえば実験的な抽象作品があったり
スケッチブックの種明かしがあったり。



80歳で描かれた滝《天水》。
日展出品作だけあって200×152という大きさで、かつ繊細で。
フォト




最高傑作といわれる《天水悠々》の方解石で描かれた水飛沫は
直接見なければ凄さがわからないかも。
解説でも"突然の夕立から晴れて行く霧、時の流れまで表現されている"と記されていました。




個人的に大好きなグミの樹の素描が、ポストカードばかりか
クリアファイルにもなっていて嬉しかった〜。
フォト



3月21日まで。
http://www.shokoku-ji.jp/j_now.html
5 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する