マクロビオティックス以外のことに答えがいっぱい！

桜満開。日中は30度近い日々の先週土曜日、子ども達が日本語学校へ行っている間に私はSalatogaでキューバ人、日系人、台湾人等の方達へのマクロビオティック座談会。
次男は新しく通いだしたお寺の日本語教室をとても気に入っています。来週からは少林寺拳法も選択授業で始まるようです。
この学校を紹介してくれたこちらで出会った18歳のお友達はなんと私や次男と同じ大吉数も含み、全て大吉のとても良いお名前の持ち主だった。
そしてやはり彼のご縁で通いだした学校は次男にとっても良い結果となっています。これも宇宙法則。

そして、日曜日。
朝8時に家を出て10時過ぎにSebastopol着。
VeganCafeのSlice of Lifeでご夫婦の姓名相談。
その後12時からは4時間のマクロビオティック講義。メインテーマは夫婦や男女について。
そして4時半にSebastopolを出て、５時半にサンフランシスコ市内着。
昨日は全く渋滞がなく、スムーズにサンフランシスコに着きました。
これも日本からの便でオーバーブッキングでファーストクラスにアップグレードだったという宇宙農民さんのパワーのお陰か、夜はVeganお寿司屋さんのShizenで久々に宇宙会合！
この丸二年日本には一度も帰っていない子ども達はあの大雪の山梨を出て以来久々に宇宙農民さん達と再会。
サンフランシスコから9時半に帰宅。翌朝のお弁当の支度をしていると昼間残酷な映像を観て脳裏にこびりついているのか次男は私から離れないでずっと不安そう。
子どもへの映像の影響はやはり大きい。反省。

そして、今朝は8時から3時間のジムで、浅田次郎さんの上下ある「一路」を運動しながら読み終えました！
娘がやたらと感動し、何と浅田次郎さんにお手紙まで書いているこの小説、私も読んでみようと思って読み始めましたが、結構言葉が難しい。
これを「面白い！」と言って集中して読んでしまった娘は、またまた親バカながら「敵わないなぁ」と思いました。

娘が感動したのは最後のお殿様の言葉と言うけれど、私が感動したのは「命を懸くる道を歩め。一路は人生の一路の謂である」という言葉。
久司道夫先生の最期のお言葉ととても重なりました。
そして「一路」で出てくる「一所懸命」の言葉の真意も正に私がマクロビオティックスで目指しているものと同じ。「一所」は「宇宙」なんだと思いました。そしてその根本は夫々の夫婦の陰陽の調和。。。

良く無双原理や姓名学、九星気学等「どの本を読めば学べますか？」と言う質問を受けますが、マクロビオティックスとは知識を学ぶものではなく全て自分で考えて答えを出していくもの。
そしてその悟りや経験からのマクロビオティックスを伝えていくことが大事だと常日頃心得ています。
経験からの言葉でないと説得力がないこともこの11年の「お伝えする」経験から感じています。
お手当てだって、いつもテキスト通りにはいかない。
テキスト通りではなく、その方の「今」を見極めてアドバイスしていくことが大事。

マクロビオティックスの本だけを読むのではなく、色々な分野の本や小説、ドラマ等を見ているとそこにいつも考えさせられることがあり、マクロビオティックスがあります。
こういうと、何かの信仰にはまっていて、いつもマクロビオティックスという信仰でしか考えられない人のように聞こえるかもしれませんが、日本の古き考え方、伝統文化に陰陽があり、宇宙の法則を知る知恵があり、マクロビオティックス以外の本やドラマを見てこそ、マクロビオティックスを自分で考え学べる機会が多々あります。

子どもの頃、祖母の頃から通っていたお手伝いの「おばちゃん」が4時に仕事を終えるといつもみんなで「水戸黄門」を見ながらおやつを食べていました。
そのせいか子どもの頃日本の歴史にとても興味を持ち、特に奈良時代が大好きで、春日大社で挙式するのが夢でしたが、たまたま結婚相手は奈良出身で、春日大社で挙式することができました。
毎年夫や子ども達と出雲大社や伊勢神宮、淡路島や熊野大社、京都、大阪、神戸等を旅行し、日本の古き時代を知ると考えることや答えがいっぱい。
日本の武士は正に「もののふ」だったんだ、とか、何故日本人は「切腹」したのか。。。何故神仏一体なのか。。。
「一路」の中でも薬が全く効かず熱が下がらないお殿様は下仁田葱を食べたり額に貼って熱を下げました。そして葱の青い部分（陰性）は魚と煮て食べたり。。。ここにも宇宙法則がありマクロビオティックスを知ることができます。

そして、今このアメリカの地でもあちこちを訪れたり、人々を観察しているとそこに宇宙法則のヒントや答えがいっぱいあります。
何事も否定せず、大きな視野での今世の旅、飽きることなく毎日楽しくて仕方ありません。

今日は思いがけず時間のプレゼントがあったので、オンライン講義に存分に当てよう。
そして娘が帰宅したら「一路」談義を楽しもう！