mixiユーザー(id:58808945)

2016年02月12日22:28

327 view

拘りの逸品を見つけることは大切

中古人気高いマツダ車 その理由をカーマニア解説
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=3848823

 
 4位以降が見たいが、まあトヨタ、ニッサン車はそれぞれ1台ずつかもしれない。中古車を長く乗り続ける人というのは拘りのある人達で、良い意味で車にうるさい人のはずで、「無事これ名馬」という考え方の人は少ないと思う。

 亡くなったカージャーナリストの巨匠・徳大寺氏は

 「それにしても日本という国は車の維持にカネの掛かる国だこと。未だに贅沢品とお上は意識しているらしい。」

 と語っていたのが印象的だが、そういう国だからこそ、拘りの車を見つけることは大切だ。記事に出てきた清水氏は流石に徳大寺氏のように車を批評するのが仕事で、そう長くひとつの車に構ってはいらないのが本音だろうから、54台という途方も無い数だ。我々はそういう意見(時には異見)を参考にして、購入すれば良い。

 国産車の状態が良いというのは氏の言う通りだ。

 国産車であれば、

 ●4万キロ未満

 ●100万円弱

 であれば、良いものが結構ある。その他の購入の際のポイントは

 ▼死亡事故を起こした車ではないこと・・・心理的にこういう車は嫌だろう。

 ▼ボンネットを「自分で」開けさせてもらう・・・前方に衝突事故を起こした場合、ボンネットを開ける際、スムーズに開かないことが多々ある。販売店に頼むと開けられてしまう為、ここまでは分からない。そこで自分で開けると良い。

 ▼距離を乗っていない車はマフラーに穴が開いていないか・・・マフラーから水分が車は出るのだが、普通に乗っている分には蒸発する。しかしサンデードライバーは近場しか運転しない為、蒸発する前に駐車するから、マフラーに錆びが生ずることがよくある。それでもどうしても欲しい場合、無償修理を請求するか、バッテリーをサービスして貰うといった交渉をしても良いかもしれない。

 ▼死亡事故を起こしていない安い事故車狙いの人は・・・衝突部分が後部の場合は電気系統に他の部分ほど損傷は少なく、修理も比較的容易。後に支障をきたすことも多くは無い。ただ、ハッチ、トランクがスムーズに開くかどうかは要チェック。逆に車輪から車輪の間に衝突箇所がある中古車の場合は後に電気系統のトラブルの発生が多く、避けた方が良いかもしれない。

 ▼エンジンルームは綺麗過ぎていないか・・・エンジンルームはウエスで拭き取った程度の汚れ具合が本当は望ましい。綺麗なものはどうやって綺麗にしたのか一応尋ねると良い。脱脂はエンジンには本来良くないからだ。スチームクリーナーを使ったのであれば良いが、上から洗浄液を掛けまくったのであれば、相当脱脂されているはずなので、要注意だ。

 ▼エンジン音にも注意してみる・・・掛けた直後の吹け上がりが良い音であれば、たとえ5万キロ、10万キロでも手入れは行き届いていて、ほぼ毎日利用していたと推定出来、購入後も快調に走ってくれるだろう。ちなみにタクシーは50万キロで廃車が目安だが、彼らは距離で管理している一方、欠かさずやるのが5千キロでのオイルとエレメント交換らしい。

 ▼ATF、CVTFの交換はどうか・・・ATFは3万5千キロ程度、CVTFはメーカー推奨で交換しているのかどうかである。もし5万キロ以上交換していないのであれば、その車は却って交換しない方が良い、という声を聞く。

 その他、細かいことは多々あるが、これくらい通れば及第点と言えるかもしれない。ガイシャがなぜバクチなのかといえば、特に多いのがオイル交換をしていないことによるトラブルが多いかららしい。メーカー推奨キロ数でオイル交換をやってしまうと、信号密度が高い上、巡航速度は遅いくせにダッシュ力だけは求められ、更に夏は亜熱帯に等しい日本ではエンジンも傷めやすい。本来こういう環境下であれば、メーカー推奨よりもずっと早い時期にしておかねばならないが、日本人はガイシャというと構えて乗るため、律義にそれを守って傷めてしまう。

 なお、自分は今までずっと廉価な小型車の新車ばかりだが、中古車を乗るのも一理あると思っている。前のオーナーと合わせて10年、10万キロ以上乗るというのであれば、環境負荷という点ではエコになるのだから。その意味ではドライバーひとりひとりが拘りの逸品を見つけるのもエコといえるだろう。

 
3 7

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する