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2016年02月10日12:13

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起こされたら夕方6時だった




食事のしたくは? と言いながら家人が自分の寝ているところに入って来た。  寝床に入ったのが午前9時前だったから9時間ほど寝たことになる。 目覚ましをかけずに寝ればこういうことになる。 定年後自由気ままに生活しているとこういうこともあるのだ。 この5年以上朝5時前に寝床に入り12時ごろ起きる生活をしている。 けれどそれは12時には起きなければいけないという大体の基準があるからそういう枠の中で生活しているけれどそれはただ単に普通の人々とは半日ずれているというだけだった。 けれどそういう枠が取れてから1年経ってみたら就寝時間が徐々に移動しているようだ。 最近は就寝時間が朝6時から9時ごろとなっている。

もともと低血圧気味で朝がすっきりしなかった。 まあそうはいっても若い時には自由に睡眠を摂ることもできず1時、2時まで起きていて7時ごろ起きる規則正しい生活をしていれば低血圧でなくとも寝起きがすっきりしないというのは普通のことである。 それに、そうでなくともこの半世紀で一般人の就寝時間が大分遅くなっていることが伝えられている中、好きな時に寝てその後何の拘束もなく目覚めてからしなければならないこともなければそのまま寝床の中に沈没していればいいわけで、それならこのような結果になっても不思議ではない。 だから起こされなければいつまで寝ていられるかということになると病気の場合を除いて自分の最長睡眠時間は14時間ぐらいだったのではないかという記憶がある。 それは学生時代のことではあるけれどその時は若いのだからそれ以後は何かしらすることはあったのだから予定がないというわけでもなく何かしら走り回っていた。 それが定年が先に見えて来た近年には7,8時間眠れば自然に目が覚めていた。 その時の寝覚めは悪いものではなかったけれど寝覚めで言えば近年寝覚めが一番すっきりとするのは幾分かのアルコールが入り知らず知らずの間に居ねむって半時間か1時間経ってからの目覚めだ。 そのシャキッとした感じはどれほど続くのかは別としてその後の活動の助けとなる。

このところ何の予定もなかったので目覚める時間が4時ごろまでずれ込んでいた。 天気も悪く外に出る気分にもなれずにいたこともあるからたとえ外を見ても暗くそんな中、買い物のために外に出ると何か自分が夜勤生活者や地底生活者のようだと感じ、昔看護婦として3交代制の大きな病院に勤めていた母親も夜勤シフトが続いたときはこんなものだったのだろうかと思った。

起こされてなければ下から晩飯コールが繋るまで寝ていたに違いない。 けれど前夜夜食を摂ったのが4時ごろだとすると14時間何も腹に入れていないから多少の空腹も感じ時計を見て「おさんどん」をする日なので本来ならば食卓に就いていなければならないその時間に目覚め、そのとき服に着替えてさて何を喰おう、冷蔵庫には何もない、だから簡単で美味いもの、そうだやっつけのステーキだと決めて外に出れば小雨の降る鬱陶しい相変わらずの空だが雨が上がりそうなのでそのまま自転車を漕いだ。 小学校の4、5年生が近くのフィールド・ホッケークラブから小型の自転車に乗って蛇行しながら走る後ろをついていき15年ほど前に子供たちが帰宅の折にはこんなのだったのだろうかと思ったもののそんな子供たち付いてこのように帰った記憶はない。  6時を廻ったスーパーに来てみればその1時間前とは違いもう大分空いていてたので必要な食材をぼろカンバスの買い物バッグに放り込み家路を急ぎ西の空を見上げたら夕焼けだった。

それから20分ほどでなんとか夕食をでっち上げ何日か前に来客があったときに出した赤ワインが残っていたのでそれをグラスに注いで食卓に就いたら7時だった。 そうすると起こされてから1時間以内に、買い物をし食事を用意したけれどこれが自分のしなければならなかったこと全てで後は何もない時間が続く。
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