.....今回の実験はJetcity的には面白い答えで落ち着いた
きょうは晴天に恵まれ、風弱く穏やかで暖かな裾野のJGRにて一部微粉炭を含む微粒炭を焚いてどのような感じになるかという知見を得るための実験運行を行った
今回の実験運行の条件としては全線平坦線のJGRで、負荷としては無火状態のD51を前に連結し、後ろには運客々車2輌を連結するという高負荷で試してみた
石炭自体は北海道の美唄炭で、炭鉱事務所で極小炭に砕いてくれたものを使用した
左の写真がそれで、撮影時にフラッシュを焚いてしまったので色が抜けた間抜けな石炭に見えるが、実物はしっかりとした「黒色」です
いつもの様に木炭で火床を作った後に微粒炭を投入したのだが、微粒炭なので直ぐに火勢が上がるのかと思いきや......ちゃんと石炭としての自覚とプライドが有るようでジワジワと燃え上がり、シッカリとタイムラグが存在したのには少し驚いた
その後の活躍としては、やはり普通の粒の石炭とは違い「イメージ」では通常より3割くらいは早めの投炭が必要な感じだが、マングローブ炭を焚いて走る時よりはせわしなさは少ない
煙は爆煙をイメージしていたのだが、確かに煙の量は多めだったが思ったほどではなく念のために着用していたマスクは一日走ってもそれほど汚れなかった
しかし、やはり一部微粉炭を含む微粒炭なので長い時間運行していると灰箱に溜まる灰が多くなり燃焼空気取り入れ口辺りまで上がってくる気配が感じられ、途中から灰箱扉を7割程度開放しての運行を行った
午前中2時間運行し木炭で埋火休憩後、午後もカマ替えせずに運行を始めたのだが、さすがに微粒炭のみでの運行では厳しく「圧力の維持にかなり苦労する」ことになった
やはり微粒炭のみで運行するのであれば、午後の部に移行する前に必ず煙管掃除が必要になる
まん中の写真は本日の負荷であるS本氏のD51とJGRのターンテーブル
右の写真は逆光だが、昔の炭鉱駅に入線して来るような、なんかいい感じで捨てがたい画
やってみなけりゃわからない......良い知見を得た一日だった
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