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2015年12月16日23:13

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病院通いと悪所通い

 世界150カ国で放映されている「クラブW杯」でサンフレッチェ広島が準決勝まで勝ち上がった。そして今、南米のクラブ王者リバープレートに0対1で惜敗したところでテレビを消した。サンフレッチェはこの15日間で今日が5試合目となるハードスケジュール。準々決勝から2日おいての試合なので選手は疲労が残っていただろう。だから負けた瞬間、悔しい気持ちより心からお疲れ様というねぎらいの気持ちになった。サンフレッチェのファンではないのにJリーグの最終節から今日までずっと試合が生中継されていたことで観戦し続け、親近感が湧いたところなので、喪失感に近い気持ちもある。攻守のバランスがとれたいいチームだ。試合過多による燃え尽き症候群が少し心配。
 朝ごはんのあと、睡眠薬と胃薬を処方してもらうべく月1で定期的に通っている病院へ。待ち時間がほとんどなく診察を受けることが出来た。ラッキー。
 帰宅後、まず落ち葉だらけの庭を掃除してからお堂とその周辺も掃き掃除した。黄金色に近いイチョウの落ち葉で境内は埋め尽くされている。それはそれできれいな光景だが、お堂に落ち葉があると観光客からだらしないと思われるのも癪だ。
 が、強風が吹き荒れているため、掃いても掃いても1分くらい時間が経つと、落ち葉が舞い降りている。いたちごっこ状態で根負けした。
 今日は朝から気温が高くて、千葉県では20度を少し上回ったというニュースがあったが、鎌倉では午後イチあたりから体感温度が25度近くあったように感じた。午後2時過ぎ、自転車に乗って逗子へ行ってみる気になった。
 体力がないなぁ、と痛感したのは毎夏テレビのお化け特集に取り上げられる隧道(トンネル)の歩道をゆっくりとした速度で走っていた時だ。車道を走っている女子高生の自転車に追い抜かれてしまった。それにしても車幅が狭いトンネルで茶髪の華奢な女の子が自転車を漕いでいるのもいい度胸だと思えたし、スピードが私より5キロくらい速いのも驚異的だ。ひょっとして亡霊が女子高生の体を借りてサイクリングしてるのだろうか。
 結局、これも月1で通っているブックオフに寄って、5冊ばかり本を買った。そのうちの1冊は中村淳彦の『日本の風俗嬢』(新潮新書)で、帯の「働く35万人女性の基礎知識」という文言に惹かれた。これには多少伏線がある。朝刊の一面で「持ち帰り・出前 8パーセントに」という軽減税率の記事があって、会社を辞めて初めて同期入社の安藤のことを思い出したのだった。彼の趣味は上野とか錦糸町にあるフィリピンパブ通いで、店内2階だと10パーセント・ラブホテルへフィリピン娘を持ち帰ると8パーセントになるのかなどと想って、馬鹿だなぁなんて思ったのだった。馬鹿を指しているのが安藤なのか私なのか(笑)、ともかくこんな日の午後に『日本の風俗嬢』を手に取ったのだった。他にもマイミクさんが好きなテレビドラマ『孤独のグルメ』の本家本元・久住昌之のエッセイ集『野武士のグルメ』が偶然目に入ったのでとりあえず買っておこうと決めたり、愛読している池内紀さんの旅エッセイを買ったりして、ぴったり1時間、店内での本選びを楽しんだ。
 帰宅して『野武士のグルメ』を読み始めたら、これが面白い。テレビドラマのほうはほとんど見ていないのだが、今度見てみようかな。エッセイを読み進めていくうちに、食べることはひとつのドラマだ、と感心してしまった。
 ともあれ可もなく不可もない一日。
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