北海道　空知炭入手の旅

先日、妻と再々渡道して空知地方の幌内炭（三笠は奔別炭鉱）と美唄炭を再々入手する旅に出た
今回の旅も北海道は晴天に恵まれて、晩秋から初冬に遷り行く気配がものすごく旅愁を誘うものとなった

さて一日目なのだが、札幌で「嵐」のコンサートがあるという事が影響したようで朝のかなり早い便しか空席がなかったので、前日深夜まで仕事だったのだが睡眠時間がほとんどとれない中での出発となった
旅程が変更になったので奔別炭鉱に行く前に岩見沢の「炭鉱（やま）の記憶マネジメントセンター」というところに立ち寄りいろいろなお話をさせて頂いて有意義な時間を過ごした
ここはＮＰＯとしての組織で地元特有の資源である「炭鉱の記憶」を手掛かりに地域を元気にするというコンセプトのもとで活動されているようでなんとも頼もしい限りだ
午後は幌内（奔別炭鉱）に足を運び、炭鉱長のＹ原氏といろいろとためになるお話を伺った
ここで産出される石炭はなぜ光っているのか.......とか、質の良いハイカロリー炭の重さ等々いろいろと勉強になった
今後継続的には色々問題が出るので無理だが、少量であればリクエストベースでお送り頂けるそうで、事実上空知炭の供給を受け続けるける事ができる目途がついて嬉しいＪｅｔｃｉｔｙなのであった

２日目は美唄の石炭を求めてＴ田産業へ赴き、そのまま貯炭場へＧＯ自分の好きなサイズやタイプの石炭をもらい受けたのだが、これがなんとも楽しかった
左の画がそれで、この後持ち込んだペール缶に詰め込んだのだが、一生懸命に石炭遊び（選び）を行ったので汗だくになった
現場のおじさでＭ川さんという方が、今後も必要なら時間を見つけて丁度良い大きさの石炭を選別しておいてくれるという「ありがたいお言葉」を頂いて感謝感激
真ん中の画は簡易選炭機で、よく観察するとベルトコンベアの先に網目状の装置が取り付いていて、この網の目を交換することによって希望する大きさに選炭するのだそうだ

右の写真は数ある美唄探鉱の遺構の一つで、三井炭鉱の第二選炭場の跡と思われるのだが、夏に来た時にはうっそうと茂る樹木に囲まれて全く見えなかったのだが、この時期になると落葉した木々の間からあちこち姿を現す帰りの道央道を美唄ＩＣから札幌方向に走ると通る美唄トンネル右斜面の選炭場もハッキリと確認できた

帰りの飛行機もかなり混雑していて２０時以降でないと乗れない状態だったので、かねてよりお会いしたかったSuger.n改め砂糖さんと初めてお会いすることができた
美唄炭鉱からは１５分程度しか離れていない街中でのお花屋さんで、ひっきりなしに訪れるお客さんや注文の電話の応対をしながらのお相手を頂き「繁盛店！」でなによりで、その中でも楽しいお話をさせて頂いてとても有意義な時間を過ごさせて頂いた
美唄炭鉱への関所なのでまた寄らさせて頂きます

天候に恵まれ、沢山の人とお会いでき、収穫の多かった北海道　空知炭入手の旅だった