mixiユーザー(id:125571)

2015年11月01日22:06

45 view

心地よい秋日が続いている



あれよあれよと思っている間に長月が終わりいよいよ霜月に入る。 故郷の大阪南部では霜月といってもその印象は月末や師走まで待たなければならないけれど、ここオランダでは既に車のガラスに付いた霜を掻き落とすことは始まっており、来週月曜日から六日ほどリュックを背負って歩くオランダ南部のリンブルグ州では中旬に空にちらちら白いものが既に認められたと言う長月でもあったのだ。 北部でまだ降っていないのになぜ南部のリンブルグで降るのだということでは大陸の寒気がオーストリアあたりから漂ってきたからだという者さえいる。 いずれにせよそれも自分が帰省していた10月中旬、大阪では毎日25度以上の日々、その時オランダでは最高気温10℃にも届かないというようなそんな時期であり、少々例外的な寒波第一弾がその辺りだけを訪れていたようだったのだ。

この何日か天気が安定していて穏やかな心地よい秋日が続いている。 そんな穏やかで麗らかな秋日の下、外に出て散歩や何かの活動をすればいいものを、何の予定も、取り立ててすることもない自分は相変わらず午後に起き出し町に出て買い物をして帰るだけの単調な日々を過ごし、そんなものだからカメラを向けるにしてもそれはただ陽も傾いた日光に陰りの出る頃でしかなく、日記に書くことも別段思い浮かばずだらだらとこんなものを書いている始末だ。 けれどこの時期になると陽の美しさ、愛おしさを一年で一番感じることになるにしてもヨーロッパの幽き光の覆う光景にカメラを向けて撮ってもデジタル化された画像だと言ってもその光は現実に肉眼で見るものには到底遠く及ばない。 輝く黄葉の金色は幾ら現代技術を駆使しても再現できないのが残念だ。 人間の眼が如何に素晴らしいかを知る瞬間だ。

ほぼ三週間ぶりに土曜の夜家族四人が揃って食卓に就いた。 そこではもうそろそろ師走初めのオランダのシンタクラースの祭りからクリスマス、年末年始の各自のスケジュールについて擦り合わせをする時期にもなっている。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年11月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930