愛をテーマに

秋にふさわしく今夜は愛について述べたいと思います。

もちろん偉人さんの言葉をお借りしてです。


【愛する人は成長する】

『誰かを愛するようになると、自分の欠点やいやな部分を相手に気づかれないようにとはからう。

これは虚栄心からではない。

愛する人を傷つけまいとしているのだ。

そして、相手がいつかそれに気づいて嫌悪感を抱く前に、

なんとか自分で欠点を直そうとする。

こうして人は、よい人間へとあたかも神に似た

完全に近づきつつある人間へと

成長していくことができるのだ』

(ニーチェ)

哲学者だから、難しい表現ですが気持ちは分かりますね。

嫌われないようにしたいと相手を気づかうことで自分を成長させられる。
愛の力だと思います。

頑固な人は愛が足りないのです。


【男女の恋愛について】

『男と女の恋愛も、ただ会っていればそれでいいというものではない。

会えなかった寂しさや、遂げられなかった恨めしさを嘆いて夜通し泣き明かし、

あるいは遠くにいる恋人のことを思いやり、

あるいは荒れ果てた

住家に昔の思い出を

噛みしめることこそ、

恋をすると言えるのではなかろうか。

また、月も花も目で見るだけとは限らない。

家の中にいても、いや床の中にいても、

いろいろ考えてみるほうが面白いものだ。

満開の桜だけではなく

、咲きそうな桜、


散ってしまった桜も

楽しむことができれば

、人生はもっと豊かに

なる。』

（徒然草）


盛りよりも初めと終わりが面白い。

盛りだけが魅力というわけではない。


これは恋愛も同じ事だと述べています。

恋愛中もいいものだが、出逢って恋心を抱くようになりドキドキする時と。


結果遂げられなかったり、別れてしまったりしてもその哀しさを噛みしめることも大切な思い出になり、

人生が豊かになるものだということでしょうか。

確かに、恋愛は人を成長させますね。

【愛されることは幸福ではない

愛することこそ幸福だ】

（ヘルマン・ヘッセ）


【出逢い】

その時の出逢いが、
その人の人生を
根底から変えることがある

出逢いが

人間を感動させ

感動が人間を動かす

人間を動かすものは

難しい理論や

理屈じゃない

人間を根底から

変えてゆくもの

人間を本当に

動かしてゆくもの

それは人と人との

出逢い


その時の出逢い

（相田みつを）

愛や出逢いは生きる力になります。

自分を成長させる原動力になります。

年には関係ない。

良寛も晩年、二人の
尼僧に熱い恋文を送っています。

生涯恋していました。

だから、人間的なのかもしれません。

また、愛は人を優しくします。

女性は美しくなります。


自然を感じる気持ちも変わります。


不思議な力があります。

皆様も失わないように

してください。


よき出逢いに

合掌