聖書に『一粒の麦』という有名な言葉があります。『誠にまことに、汝らに告ぐ。一粒の麦が地に落ちて死なずば、それは一つにてあらん。しかし、死なば多くの実を結ぶべし。自分の命を愛する者はそれを失い、この世でその命を憎む者は、それを保って永遠の命に
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『月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人なり。日々旅にして旅を栖(すみか)とす』(松尾芭蕉・奥の細道の書き出しの言葉です。)月日は永遠の旅人であり、来ては去り、去っては来る年も、また旅人である。日々が旅であって、旅そのものが終(つい)の
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