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2015年10月13日17:14

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身から出たさび

『身から出たさびとお

もえばこころしずまる』
(相田みつを)

相田みつをさんは歌人で書家(毎日展入選)
で仏教の禅宗を学んでいました。

経歴をみたら私と似ています。


書家は何故仏教を学ぶのかはご存じのとおり、空海や最澄が遣唐船で中国に渡り、仏教を学んで来ました。


多くの教典や漢詩を持ち帰りました。

それを古代の人は写経し書を習いました。

私達も写本や石碑から墨で写した拓本を手本にしましたから、仏教や漢詩には親しみがあります。

相田みつをさんは、
観音経の『普門品偈(ふもんぼんげ)』にある

「為人所推堕(いにんしょすいだ)」という

言葉について述べています。


ようやくいいところまで来たのに、意地悪な者に足を引っ張られて転落するという意味です。


相田みつをさんは、この言葉を

足を引っ張られるような種をまいていたことから、

「身から出たさび」と

解釈しています。

そのあとに、


『いいことは、

おかげさま

わるいことは

身から出たさび』

と述べています。

悪いことがあれば

「あいつのせいだ」

と人を恨んだりして、
イライラすることが
多いから

無理をしてもこの言葉を念仏のように唱えるんだと言ってます。


さすが、相田みつをさんですね。

私は人生すべて

身から出たさび

なので、


念仏にしようと思います。

皆様も一緒に


合掌
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