今年の初めころから少しづつサンドドームのスキマからタラり......タラりと漏水が始まっている事を確認していたのだが「見ないふり」をしていた
春に行ったボイラー検査で不合格になる様なら手を付けないといけないと思っていたのだが、思いの外良い結果が出たので経過を観察していたところ、先月に行われた小矢部でのフェスタではランボードに溜まるほどの漏水が有り、前回のRBKボランティア運行では遂にサンドドームから僅かに湯気を確認したので「見ないふり」をするには限界と悟り今回の作業となった
この部分の修理にはサンドドームに絡みつく空気作用管を初め、たくさんの装飾部品を外さなければならなく、又、製作時に蒸気ドームとサンドドームの間に装備する汽笛用のアダプターの取り付け長さが長いまま組んだので「きっと外すときは大変だぞ
」と思った事を思い出したのだが、やはり今回の作業で最大の難航ヶ所となったのは言うまでもない
左の写真はそのアダプターが引っ掛かりサンドドームをトリムアウトして何とか外す事ができたという画で、ここまで進めるのに2時間も掛かってしまった
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ティッシュペーパーを詰めた丸い部品が諸悪の根源のアダプターで、それを逃がすためにサンドドームを少しトリムアウトしている事が解る
まん中の写真は蒸気漏れを起こした蒸気ドームの画で、後方部分の合わせ目からかなり漏れているという事が解る漏れ跡が残っている
右の写真は蒸気ドームを外したところの画なのだが、パッキンが炭化している様な感じでボロボロでパリパリと剥がれてきた
頒布されたパッキンをそのまま使ったのだが、薄紙で油紙みたいな材質だったのでちょっと心配だったので「ロックタイトの水シール剤」を塗っておいたのでここまでなんとか持ったが、やはり役不足だった様だ
今回は先の日記でも紹介した「車のエンジンに使うような本格的なパッキン」を使用したので今後Jetcityが運行している間は大丈夫ではないかと思うが.....
きょうの作業は時間を喰ってしまったのでトリムアウトしたサンドドームの復旧やバラバラにした部品の復旧は後日行う事になる
けっこうハードな作業だったが、これはこれで十分に楽しめたJetcityなのであった
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