今日は一人の名僧を紹介したいと思います。
愛知県で生まれ、滋賀県大津市で、臨済宗月心寺の住職をしていた村瀬明道尼さん(89歳で2年前に亡くなった尼さん)です。
NHKの朝ドラで料理人を目指す『ほんまもん』の指導者、野際陽子のモデルになった精進料理でも有名な尼僧です。
39歳の時に暴走ダンプにはね飛ばされて下半身不自由になっても頑張って生きていた尼さんです。
彼女の言葉に
『100億円もらっても、この目はゆずりたくない。
100億円もらっても、この耳はゆずりたくない。
100億円もらっても、この足はゆずりたくない。
人の世に五体満足以上
に幸せなものはない』。
『右半身麻痺になり、左手以外動かない、一人で何もできない。
赤ん坊になった。
衣服を着せてもらって、食べさせてもらって、おしっこをとってもらっていた。
いまでも右手で握手できない。
杖をついている。
生きていると言うことは、ひとつずつのものができるようになるから、不自由ではない。
不自由を嘆くより、自由を得ていく喜びを知る。
それが一生明るく照らす道である。
死ぬ日まで精一杯生きるために人生がある。
どんな状況であろうとも、それを嘆くのではなく、そこに喜びを見る。
そして、そこにしか、幸せはない』。
なんと、感動する言葉を残してくれたのでしょうか。
今のあなたの苦しみが少しでも癒されますように
私に見つけさせた
言葉だと思います。
あなたはいま、究極の幸せを
手にしているのです。
それに気づきましょう。
感謝して
合掌
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