昨日は良寛さんの話を書きました。
実は今日、同じ話を聞く偶然に会いました。
内のケアマネからお父さんが食道ガンに犯され、もう助からないといわれた。
親の死を受け入れられない。
どう接してよいか等を相談されました。
死の心得などをアドバイスしました。
できるだけ、顔出してあげて下さいと。
彼女の実家は新潟でした。
良寛さんの人生訓(私は草花)や辞世の句などを話しました。
彼女なんと、あの
『五合庵』のそばでした。
父の病院も近くでした。
彼女五合庵の意味を知らないで見学に行ってました。
山奥の誰も住んでいない庵だと説明してくれました。
彼女にお父さんに
良寛さんの辞世の句と五合庵を話してあげて
死の恐怖をなくしてあげて下さいと。
良寛さんに守られて
いますからと話していたら、
全身に鳥肌がたちました。
良寛さんの声なのか、
彼女の御先祖様なのか
そうだ!
と言っているようでした。
まさか、新潟の五合庵のそばの人に
相談されるとは…
これも不思議な縁ですね。
今日は仏教によく出てくる『空』について
説明します。
夜も眠れぬほどの心配事がある時は、
心を十年後の状態に置くこと。
どんな大きな心配事だって時間というものが解決してくれるものだから。
心を自由に解放してやることが『空』です。
心配を心配事のまま解決することと説いています。
空を意識して
あすを迎えましょう。
合掌
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