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2015年07月27日08:42

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チーズを買いに行った帰り道



昼過ぎに起きてこの半年ばかり朝食に同じものを朝昼兼用に日頃はミルクティーで摂っているのを今日はシャドネーの白で喰いながら古本を読んでいるとワインに合い旨いので気に入りのチーズを大切りにして全部喰ってしまった。 だからそうだ、丁度午後のサイクリングにでも行くついでにそれを買ってくるかと曇り空を気にしながら食事を終え出る用意をした。 家人は家のなかにも見えず前に停めてあった車がみえないからどこかに行ったのだろう。 気温15℃ぐらいの運河沿いを公園に向けて漕いでいると何か顔に当たるものがあってそのうち耐えられなくなれば自転車のバッグにいつもいれてあるポンチョを被ればいいとそのまま漕ぎ続けた。 細かい雨なので気にすることもなくそのまま広い公園を抜けて反対側の水路にくると地元の釣りクラブが小さなテントを立ててそこを休憩所にしながら30人ばかりの人々を集めていたのだがどうも成果があがっているような気配がない。 元々この水路ではせいぜい小さな鮒かそんなものしかおらずナマズも皆が釣りたがるカワカマスなどは多分いないだろうから自転車を停めて成果を聞くこともせずそのまま2週間に一度の、地元農家が産地直送で売っている乳製品の店に寄って買うトリュフ入りのチーズをデイパックに収めそこから広がる牧草地を横切る小径を一人漕いでいるともう大分大きくなった白鳥のヒナたちが親にくっついていてまだその薄茶色の産毛を風にそよがせているのが見えた。 若い夫婦に二羽、それに比べると大分大きいカップルに二羽それぞれに雛がいてそれが睦まじく広い牧草地の水路に連れ合って行き交いしていた。 それらは二世代のカップルなのか兄弟姉妹のカップルなのかそれともたまたまの2カップルなのか気になったけれどそれを知る術はないのでポンチョを被ろうかそのまま行こうかと思いながらも7−8頭の馬が放牧されているのも眺めながら数キロ行き、元来た公園に入る別の小道を昨日の嵐で落ちた小枝を避けながらアスファルトの自転車道を右に折れたところで木が自転車道を塞いでいるのに気が付いて坂道で勢いのついていた急ブレーキをかけつつほんの少し開いた隙間をすり抜け水道パイプほどの枝をも乗り越えて過ぎてから後を見ればかなり大きな幹というか枝が道を塞いでいるのが確認できた。 上から落ちてきて塞いでいたものを多分ここを通った誰かが力任せに自転車がやっと通れるだけの隙間を作ったのだろう。 幹線道路などでこういうことがあるとすぐ昨日から車の事故を防ぐ為にそのよ撤去作業には入ってはいるけれど公園の端などまだ日曜では市の環境造園局の職員は明日まで出てこず、例え消防署に出動させるとしても彼らはまだ他に手いっぱいの仕事がありここは瑣末なことであるからわざわざ出てこないだろう。 写真を一枚撮ってそこを離れた。

それから公園の森の中を行くとあちこちに折れた枝やまだ若い木などが倒れているのがたくさん見えた。 さっき通った倒木、倒枝などのへし折れた部分が大きなパイナップル色のササクレを見せているのには少々ゾッとするものがある。  それらは大木の枝なのだ。 昨日のように百年に一度あるかないかというような嵐では当然のことなのだけれどそれでなくとも何かの具合で落ちてくることがあるから自然の現象の結果は予測がつかない。  こういう所をアイポッドの音楽を聴きながら能天気にジョギングをしていて上からこんなものが落ちてきたら、、、とおもうけれどそれも普通は杞憂の希釈でしかなく、嵐の次の日の今だからそう思うのであって日頃はそんなことも思わずこの辺りを走っているではないかとも思い返してもみる。  日本のどこかで突然上から小型飛行機が落ちて来た今日のニュースもあるのだから一瞬先のことは分からない。
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