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2015年07月21日09:40

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ああ、オレガノだった






最高気温23℃、 これはオランダの今の時期の平均気温だそうだ。 このあいだの30℃を越える暑さは今のところ一応収まって時には雨が降るものの穏やかな夏となっている。 このところここにも自然と草花の写真が載るのはそれは今の季節にはいろいろな花が咲いてそれ以後秋愁から冬の鬱陶しい灰色の世界に入ると色が来年の春まで途絶えることから蟻がコツコツと食料の粒を巣に運ぶようにカメラで今のうちに色を集めておこうという防衛本能が働いているものと見做す。

庭の隅に地面から茎が伸び3,4cmごとに10枚ほどのミントのような葉がついているものが何本も伸びていて見慣れた花が咲いている。 見慣れたといっても名前は出てこなくてミントといったもののミントは背丈が低く枝分かれがいくつもあるしそれではない。 見慣れたと思ったのはこれをプロヴァンスの野原で、山の稜線で、ワイン畑の畦道などいたるところで見ていたからだ。 ラベンダーやミント、タイムやローズマリーに加えてこれはオレガノだ。 5月の初めに南仏で満開だったものが北緯50度のオランダで今、7月の中ごろに満開なのだ。 けれどプロヴァンスのあちこちで見たものはこれよりも数等背が低かったからほぼ胸元まで何本も伸びたオレガノは家の庭でも見新しいものだ。 去年まではごく普通に地面から30−40cmのところに開花していたのではなかったか。

スーパーで買ってきた300gほどの挽肉を炒めてニンジン、インゲンマメ、みじん切りにした玉ねぎを加え炒め、それにモロッコのパプリカペーストと赤ワインで煮るのに庭のタイム、ローズマリー、セージにこのオレガノの葉を散りばめて蓋をした厚い鋳物の鍋、ろうそくの炎ほどの火で1時間ほどコトコトと煮た。  細いスパゲッティを8分ほど茹でて湯を切ってからバターをスパゲッティに絡めミックスサラダで喰った。

西瓜をデザートとしてから一休みし、9時からのフィットネスに備えた。 ネットで見た日本のニュースでは鹿を脅すための電流を流していた電線が切れその端がが渓流に落ちていたから水に入った家族がそれで感電して死者が出たというようなことが報じられていた。 ここではときには広大な牧場の周りを牛や馬が出ないように弱流を流しているところもあり、そんなところをリュックを背負ってウォーキングしているとそんな電線の端が木の握りに繋がっていてその先は金属のフックとなっていてそこを通るときにはそれを一時的に外して通り抜け、フックを元に戻せば電流がまた通じるようなシステムが普通なのだが、そういうものがないのだろうか。 けれどこれは何かが原因で電線が切れて端が流れに垂れたのだからそんなシステムがあってもなかっても同じことが起こったのだろうけれど、それにしても人を殺すような電流だというのだから恐ろしい。 普通日本の家庭は110V が普通でヨーロッパでは220Vなのだが、放牧地の周りに張り巡らせている電線の電流は動物をどきりと驚かせるだけの微弱なものでそれは人でも同じことでなまじそこに触れたとしても死に至るものではない。 それが水に潜ると強力なものになるのだろうか。 昔、高圧電線が切れてその端が水路に落ちていて電流がそこに小便していた牛に繋がり、牛を黒焦げにしたという話を聞いたのだがそれはあくまで高圧電線だったからだ。

フィットネスに行けば多い時で15人いるグループは今日は爺さんばかり11人だった。 1時間体を動かして汗を流したけれど体重が少しづつ付いていっていることを感じている。 戻ってからシャワーを浴びたあとビールを飲むのだから徐々にブーメランが戻りの軌道に入っているは当然のことだ。

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