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2015年07月08日21:12

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The Road to Graduation 2014

今朝待っていたものが到着した。
リリースが今日だから遅かったわけではない。
ただポチるのが遅かったので、フラゲというわけにはいかなかったようだ。

迷っていたのである。

はたしてこれに手を出していいものか…。

さくら学院の『The Road to Graduation 2014 〜君に届け〜』という映像作品。
今年の3月29日にNHKホールで行われたさくら学院の卒業式である。

ご存じのとおり、さくら学院はBABYMETALの母体となったアイドル・ユニット。
いや、それは正しくない。普通のアイドル・ユニットではなく、スーパーレディ養成機関と言うべきものだと思う。義務教育期間終了とともに卒業が義務付けられている。
このときのメンバーは小六から中三まで10名。卒業を迎えるのはそのうち4名だった。

ネットに転がっている過去の映像を見ていると、どうにもホロッとさせられるのだ。
なので思い切ってポチッてしまった。

BABYMETALのYUIMETALこと水野由結、MOAMETALこと菊地最愛というさくら学院のツートップの卒業ということで一際盛り上がっていたようだ。
当然YUIMETALと水野由結とは違うわけだし、同じようにMOAMETALと菊地最愛とは違う。
しかし、彼女たちはより素に近いさくら学院にあってもベビメタ・ファンを裏切らない。彼女たち(SU-METALも含めて)の全力のパフォーマンスとか行儀の良さとか、そうしたものの原点がやはりさくら学院にあるのだ。

由結と最愛はさくら学院創設時からのメンバーである(転入生扱いだが、事実上オリジナルメンバーである)。
在籍期間はいちばん長かった。

最近は卒業という言葉がよく使われる。
グループから脱退する場合にも卒業という言葉が使われる。
脱退というネガティヴな印象を与える言葉よりも、卒業という言葉の方が印象がいい。
そうしたことによる言葉のギミックではないかという気がする。

さくら学院の場合まさしく卒業である。
やり残したことがあろうと、まだ在籍していたかろうと、さくら学院を出ていかなければならない。
だからこそ在籍中は全力なのだ。
そして上級生は下級生をまとめていかなければならない。
それはリアルな学校生活あるいは部活そのものであるとも言えよう。

BABYMETALファンの多くがさくら学院に流れていく。
さくら学院生のひたむきさに心打たれるのだ。
すれっからしのロック・ファンやメタル・マニアがさくら学院に涙するのだ。

菊地最愛、水野由結、田口華、野津友那乃が卒業し、そしてさくら学院は6人の転入生を迎えた。
創設時のメンバーはすでにいなくなってしまったが、さくら学院は続いていく。

実はまだ観ていないのだ。
BABYMETALの『Road of Resistance』でもホロッとさせられてしまうのに、はたしてどうなることやら…。
もしかしたら彼女たちはかつて少年少女だった人たちに純真さを思い出させてくれる存在なのかもしれない。

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