どうやら禁錮刑だけは免れたようだ。
脅迫が2件(うち1件は告発取り下げ)。
殺人計画が1件でこれは証拠不十分で不起訴。
覚せい剤・大麻所持で1件。
AC/DCのドラマーであるフィル・ラッドが起こした事件である。
脅迫はソロアルバムがうまくいかなかったことに対するイライラをスタッフにぶつけてしまったということのようだ。
1件が取り下げられていることから見て、脅迫というには線引きが微妙なことだったのかもしれない。
ドラッグに関しては「またかよ」という感じだ。
いずれも罪は認めたそうだが、もう60も越えているのだからいい加減落ち着けよと思う。いつまでもロケンロール・ライフでもないだろう。
いくらAC/DCがロケンロールばか一代だとしても。
AC/DCからフィル・ラッドが脱退したという正式発表はない。
今後復帰の含みもあるのかもしれない。
メンバーが愛想を尽かしていなければ、だが。
AC/DCには彼のドラミングがいちばん合っている。
派手なフィルインをかますことはなく、手数も少なく、シンプルで重いビートを叩き出す。そのへヴィなグルーヴがAC/DCによく合っていたのだ。
バカな男だがドラマーとしては凄腕なのである。
SONORドラムを扱う名手として尊敬と親しみを感じていた。
フィル・ラッドよ、もう目を覚ませ。
AC/DCの名に泥を塗るな。
そしてファンを裏切るな。
名ドラマーと呼ばれるに相応しい生き方をしておくれ。
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