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2015年05月31日06:53

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風呂で聴くためのラジオを買ったのだが、、、、



重宝していたソニーのシャワ・ーラジオが壊れてからもう大分経ちそれに代わるものを探していた。 そんなことも下のように記していた。 

http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/64288368.html

もうあれから大分になると思って日記を遡ってみるとそれからまだ8か月しか経っていない。  それだけ風呂場のラジオが恋しかったということだろう。 それがふとしたことからこの間町を散歩している時に古い電気屋に入り、まだ学校を卒業したかしないかというような若い店員とステレオやラジオの話をしていてシャワーラジオがどこを探しても思わしいのがない、と言っているとそばの古狸の店員が寄ってきて、それなら新製品があると言って紹介されたのが Tiboli Portable Radio Pal+ というものだ。 このブランドのものならもう20年ほど前にオランダからデンマークにクルーズの旅をしたときに船内の売店でスカンジナビアのデザイン商品の中にあったのを見ていて、音質ではこの手のラジオの中では満足のいくものだとは承知していたけれど浴室で使える製品があるとは思わなかったからすぐにこれを買ってリュックに放り込み家に戻ると8か国語で書かれた簡易説明書をもとに簡単なセッティングをした。 

バッテリーが内蔵されているので2,3時間充電するだけですぐ使えて片手で持ち運べるので楽である。 リモコンでセッティングしておけば押したり摘みを回したりするだけで音質も音量もFM局も選べるから楽であるし何よりも音質を調節できるというのが他のシャワーラジオにない特徴だ。 風呂場なので周りの壁によく反響し低音がよく響くけれど少々こもりがちなのでトレブルで高音を利かせるようにして音質を調整する。 そんな風にセッティングしておいて夕食後久しぶりに風呂を立ててのんびりとFMの音楽を聴いた。 

その中で特に印象に残ったのがクラシック局から流れてきたロシアのピアニスト、 スヴィヤトスラフ・リヒテルが77歳の時、1922年に録音した ジョセフ・ハイドン ピアノソナタ 31番 だった。  荒っぽく言えばバッハとモーツアルトの合わさったもののように響き、それまでに聴いたリヒテルのイメージからはとても柔らかくなっていると思った。 

結局1時間以上風呂に浸かって音楽を聴いたりニュースを聴いたりしていた。 そのあとネットで聴いたCDのことを確認してアマゾンでリヒテルのハイドンを注文した。 リヒテルを初めて聴いたのは1969年だったと思う。 天王寺図書館のレコードライブラリーでリヒテルがベートーベンが使ったピアノでベートーベンのピアノソナタを弾いたものだったと記憶している。 何年か前リヒテルの晩年のドキュメンタリーを見て感慨深いものを感じた。

シャワーラジオだと書いたがそうでないことが分かった。 箱に入っている8か国語の説明書では音質調整のことが一切出ていない。 だからネットでメーカーのサイトに入り詳しいインストラクションマニュアルをダウンロードしたものを手に調整した。 そしてその冒頭に書かれている一般の注意事項を読んでいると風呂場での使用に向いていないこと、水や湯のはいったバスタブの近くに置かないこと、湿気をさけること、と一般の音響製品と同じ注意事項が書かれていた。 前のスピーカー以外はプラスチックのケースでシールされており後ろにはいくつかの接続ホールがあるけれど使わない時はゴムのジャックで防ぐようになっていて金属のアンテナが立っているのでそれだけは錆びる恐れがあるかもしれない。 それにスピーカーに湿気が行くと音質が変わる恐れが大だ。  店員に古狸と言った意味がここにある。 この注意事項をたてに返してもいいけれどちゃんとしたシャワーラジオがないのが分かっているのでこれが使えればそれに越したことはないのだ。 だからこれから5年使えれば上出来だと踏んで湯を浴びせたり浴槽の中に落とさないように気を付けて使うことにしようと思う。 5年はどうだろうか。 2年もてばいいとするか。
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