一昨日もう夏かと思わせるような陽気の南仏マルセイユから寒冷のオランダに戻ってきて2週間留守にした庭を見渡すと草木も随分と繁っていて様々な花が咲きだしているのに気付く。 連日25度から30度にもなるというようなプロヴァンスの野山を歩いて来て咲き乱れる花と香水の原料になるような草花の香りに包まれてきた者には自宅の庭の今の気温13度は寒い。
それでも庭の垣根に藤が咲きだしているのを見つけたのは嬉しかった。 この場所にはもう今までに2度、藤の苗を植えているけれど大抵2,3年で枯れさせてしまっているから2年前に懲りずにまた苗木を植えて以来今回初めて本格的な花が咲いた。 植え始めてから8年ほど経って今やっと咲いたのを見て幾分かの感慨を覚える。
体はまだ南仏の野山を荷物を担いで汗水たらして歩く体制から戻っていないのか一日中机の前にいると室温は18℃であるのにやたらと寒い。 だから体を温めるのに夕食後風呂をたてて浸かった。 考えてみると徒歩旅行中バスタブのある宿舎には泊まっていない。 安く上げるための部屋はどこもシャワーだけだった。 風呂から上がって秤に乗ると78kgだった。 昨日は77kgだった。 この分では70kg台にいるのはほんの僅かでまた80kg台に戻るのは時間の問題だろうと思う。
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