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2015年04月28日22:16

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今日は「かもめ食堂」

 今日は『かもめ食堂』を観た。後編とも言える『めがね』が存外心地よかったから、見るまでもなく前作はいいに決まってる。これは私の信条だ。いったん、読むに値する、と感じ入った作家は、基本的に嫌いにならない。作品には当然出来不出来が生じるけれど、たとえつまらないと思ってしまった作品に遭っても支持する気持ちは基本、変わらない。
 舞台はフィンランドだった。『めがね』は与論島なのに違和感がぜんぜんない。力こぶが入らないような生き方、というのは旅先でたそがれること以上に難しく、ことに小さな頃から他人との競争に勝つことが生きている証だったという私にあっては、座禅で無我の境地に至るくらいに不可能なことだ。『かもめ食堂』は自然体の育て方・守り方を結果的には描いてみました、というような内容だ。が、これは印象を無理やり言葉でこねくり回して出た感想でしかなく、押し付けがましい映画では決してない。
 フィンランドで日本の食堂を始めました。宣伝もしないので客はぜんぜん来ません。そのうち旅行者とさえ言えない日本から漂流してきた女性が店を手伝うようになりました。客は少し来るようになりましたが、そんなことより「やりたくないことはしない」生き方のほうが自分にとっては大事です。
 
 2013年に制作したブックレットが増刷になりそうだ。この件で印刷所に連絡を入れたり、山中湖のマンション管理問題で電話を受けたり電話を入れたりと、一応今日も社会との出入りがあることはあった。
 初夏の気候になったので昼間、ラズリをシャンプーした。
 夜、珍しくラズリは晩ゴハンを吐いた。何がいけなかったのだろう? 犬は耐え切れぬ痛みでもない限り、具合の悪そうな様子をまず見せないゆえ、不憫だ。シャンプーのすすぎで冷たいシャワーを浴びせたのがいけなかったのだろうか。しかしいくら過保護といえど、今日みたいに暑い日に犬が水を30秒ほど浴びたからといって体調を崩すものだろうか。とにかくこれからはさらに過保護扱いしたい。
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