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2015年04月22日22:26

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定例の病院へ

 明日から旅に出るので、それまでに済ませておかないといけないことをいくつか。
 なかでも気が重かった事案は、送られてきた草稿についての感想をまとめアドバイスすることだった。あるいは私も版元探しをするお手伝いをする、ということも考えられる。
 ひとことで内容を言うと、闘病記だ。生死を分けた戦い、長い入院生活、リハビリ、そして社会復帰。常に前向きで、自分のみならずみんなを元気づけようと明るい気持ちで生きようと努める。
 長い原稿で、単行本になれば300ページをらくに超える。最初の30ページ分を読んだ段階で、ストーリーがはっきりと見える。だから、自らを励まして欲しい人にとってはすべてのページが予定調和ゆえに、素晴らしい人間ドラマだ。励ましを欲してない人間にあっては、「立派な人ですね」と受け取るに過ぎず、物語性に乏しいゆえ飽きてしまう気持ちが大きいだろうと思われる。
 私は執筆したのが友人ゆえ、読むことが出来た。献本されてももちろん読む。が、買ってまでは読まない「ジャンル」だった。
 原稿を読んでいる間、アラが目についた。が、一日経ち二日が経つにつれて、この「ジャンル」を欲している人間にとって面白いかどうかだ、というように考え始め、そうなると今度は長所のほうに目が行った。焦点がまったく違ってくる。
 二律背反。
 メールを書くのにとても苦慮した。

 午後診で近所の病院へ。
 待合室で古い週刊新潮しかなくて、仕方なく手に取った。
 先月にこの号を読んでいる。定期連載「黒い報告書」はマイミクさんが書いた作品だった。アルツハイマーの大特集を読んだら、自分が似た症状ゆえ、気持ちが暗くなる。私がかかっているのは胃腸科だが、担当医師にアルツハイマー診断を相談したい気持ちだ。診察時には結局黙っていたけど。
 今日はため息ばっかついているような一日だ。
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