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2015年03月16日08:32

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【バレエ】東京バレエ団「ジゼル」(13/14日)短信

私は行かなかったのですが、
「2日間とも良かったよ〜。見せたかったな。」
とお師匠さま。

13日はゲストの日、ザハロワさんとボッレさん。
ザハロワさんは復調したようで、
ボリショイの時よりも動きが良かったとのこと。
足音も静かで、2幕の浮遊感は「空気の精のよう」。

また終始姫オーラを消していたため、
見た目は村娘ではないけれど、
清楚で透明感のある、
可愛らしい感じになっていたそうだ。

...カテコでは姫オーラが復活していたそうです。(笑)

ボッレさんは、1幕の演技は「遊び?」。
しかし2幕の嘆きようから、
ジゼルへの愛を感じたそうです。
レベデフくんほどではないけれど、
顔を覆っては泣く仕草も。

ヒラリオンの森川さんは上背もあるので、
ボッレさんとも釣り合いがとれ、
ジゼルの気持ちは本物だけど、
木村さん風の「ちょっとうざい」感じ。(笑)

バチルド姫は吉岡さんで、
彼女も雰囲気は東バの姫だから、
ザハロワさんと並んでも「絵になる」。

パドユイットには良い面子が配されていたため、
その分シスはやや手薄だったが、
ユイットは良かったとのこと。
(14日は一部逆の配置)

そしてミルタ以下のウィリたちが、
これまた足音も静かで浮遊感が出ており、
動きもちまちましておらず良かったそうです。

復活と言えば、14日の渡辺さん。
久しぶりに良い彼女を見られたようです。
吉岡さんからみっちり指導されたらしく、
初役とは思えぬ出来。
儚げな様子も出ていて、
ザハロワさんにはうるうるしたけれど、
渡辺さんには落涙しかけたとか。

またアルブレヒト柄本くんには、
マラーホフさんが憑依していたそうです。(笑)
体格からしてまったく違うのに、
動きだすとマラーホフさんが見えてくるという。

コピーを嫌がる人もいるけれど、
若手は達人をどんどんコピーすればいい。
そもそも一流レベルの技など、
そうそう完コピなどできるわけがないのだから、
オリジナルが見えてくるのは実力がある証拠。
自分らしさは、これから出していけばいい。

でも、マラーホフさんは半年の契約だとかで、
今回が最後。もっといてほしい...。

14日は観覧後に高岸さんの退団セレモニーが。
ダンサーたちをはじめ関係者から
花束が贈呈されたとのこと。

振付の指導には今後も関わるようだが、
それこそ公爵やラジャ、大僧正といった、
ベテランが似合いそうな脇役として、
今後も舞台に上がってくれた方が、
物語に厚みが出て良いと思うのだが。

次の東バ公演「ラ・バヤデール」(6月)
http://www.nbs.or.jp/stages/1506_labayadere/index.html
が楽しみになってきた。
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