mixiユーザー(id:12569023)

2015年03月02日09:50

302 view

人生意気に感ず「青年部なる。出陣式。18歳の狂気とは」

◇2月が終わる日、28日の夕刻、遂に萩原ゆうじの青年部が出来た。30歳前後の若者が多数集まった。青年部が遅れていた理由は代表者が決まらなかったから。「待てない」という気持ちから先ず若者たちの参加を求めた。会場には「至誠にして動かざるはいまだこれ有らざるなり」が大書されていた。私の頭にイメージする若者がいた。会が始まろうとしていた。じっと念じる私を衝き動かしたのは、吉田松陰のこの言葉だった。私はゆうじ君と共にY君に近づきひざ詰め談判に及んだ。
「代表を引き受けてくれないか。迷惑はかけない。若い力で新しい時代を切り開くんだ。この言葉を楫取素彦に遺して死んだ吉田松陰は30歳だった。君もゆうじ君も30歳。歴史的な勝負になる。君の勇気が必要なんだ」
 Y君は私の目をじっと見つめて静かにうなづいた。私はY君の手を握りしめた。青年部が出来た瞬間であった。私はその夜、寝つけぬ程の興奮に浸っていた。
◇3月1日、ロイヤルホテルの会場は人々で埋まり熱気にあふれていた。県議選、自民党候補の出陣式である。私は最前列の指定席に座っていた。公認候補が呼ばれて、次々と「はい」とこたえて檀上に並んだ。「萩原ゆうじさん」、「はい」若い声が響いた。幾度となく私自身が経験した光景であった。いろいろな思いが甦る。
 中曽根弘文さんが言った。「次第にはありませんが、中村先生が勇退されます。ご苦労さまでした」と。私は檀上に上がり、会場に頭を下げた。さわやかな感慨が胸に流れた。
◇中1の上村君殺害の事件は世に強い衝撃を与えている。少年法改正の声も強くなっている。リーダー格の18歳の少年は仲間を恐怖で支配していたらしい。体験者が語る。「意識を失う程殴られた」、「酒を飲むと限度がなくなる」、「標的にされたらおしまいです」
 支配者の心理が18歳の少年を暴走させたのか。このような狂気の種は少年の心に共通にあるのかも知れない。世の中が大騒ぎするのは同種の事件が再発する危険があるからだ。
 人間ほど残虐な動物はいない。心の奥に棲む狂気を抑えるものは社会の規範であり倫理だ。社会の病理がそれを弱めている。18歳の少年は今、後悔しているだろう。なぜ事前に心のブレーキが利かなかったのか。推移を見たい。(読者に感謝)

☆私の後継者、萩原ゆうじ君は慶応卒・30歳の公認会計士。知性と信頼をと意気込む。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年03月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031