火曜と金曜日の昼に近くのプールに行って泳ぐことにしている。 500mを3回、その間にサウナに10分ほど入る。 始めてから4週間、今日で8回目だ。 前回こういうことをやっていたのは9年ほど前まででその時は毎回記録は12分から13分30秒の間あたりだった。 それが今は14分30秒から16分の間となっている。 2分半ほど遅くなっているということでこれが還暦を挟んで9年間の加齢による身体能力の低下ということなのだろう。
毎回同じような時間に出かけて同じ小部屋に入り同じロッカーに荷物を置き同じコードを押してロッカーに鍵をかける。 いつも小部屋番号3番、ロッカー番号149は空いていて25mのプールに来てみれば一つのコースにだけ綱が張られていてそこには2人同じ人が先に来て泳いでいる。 ルーティーンである。 けれど水に入って500m泳いでいるといつも感じが違い、水に乗っている時と体が重く少し沈むように感じるときがある。 前回は気持ちよく水に乗って体も軽く初めて14分22秒と驚くほどの記録が出た。 だから今日どんなものかと水に入って25mほど行ったところで体が重いのを感じて16分台になるだろうかと思ったけれどちょっと持ち直して結局15分15秒と前から1分ほど遅くなった。 一回目が一番よく、あと2回目、三回目と30秒ほどづつ遅くなるパターンだ。
記録など別段どうでもいいのだし年寄りのこんな記録など何の価値もないのだが凝りもせず記録を付け続けるのはルーティーンに変化をつけるためだ。 別段早くなりたいわけでもない、と書けば嘘になるけれど速さにはこだわらない。 自分で泳いでいるうちに体の軽さ、水に乗る、乗らない、などと感じるのだからそれでいいのだけれどそれでは漠然としすぎるような気がしてそこではっきりとした時間が出ればとっかかりとなると思っているのだ。 それに誰が毎回500mづつ3回泳げと決めたわけでもないしそんな義務もない。 けれどそんなルーティーンがなければ途中で放り出してただ行ったり来たりするだけというようなことになり自分では締まりがつかずそのうち来なくなる、とでも思っているようだ。 それは自分の飽きやすく熱くなるのもそれが冷めるのにもムラがある自分の性格が分かっているからでもある。
15分ほどを3回、毎回45分ほど泳いでいることになる。 じぶんでもよくやるものだと思う。 もうジョギングで45分は走れない。
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