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2015年02月11日21:16

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日本スリランカ友の会

 昨日偶然に通りかかった「スリランカ政府公認」の小さな住宅型店舗へラズリ同伴で行ってみた。今日はお店のなかにご婦人がいらっしゃったので中に入ることが出来た。
「日本スリランカ友の会会報」のバックナンバーが入口脇のラックにあったので、最新号を一部いただく。で、昨日の目撃どおり、スリランカの各種香辛料が収められたカレーセットがあったので、鶏カレーの香辛料2セットと茄子カレー1セットを買った。買う前に値段を訊いたら鶏は400円で茄子は500円ということだったので1300円のはずだが、1400円と言われて一瞬、たじろぐ。ご婦人のスリランカを愛するお考えを拝聴していたので、「おばちゃん、計算が違っている(~_~)」とは指摘せず、礼を言って店を出た。
 スーパーのレジなんかでも「あれっ?」と間違いをみつけることがあるのだが、たいていが100円かそこらのミスなので、黙ってる。たいていの人は、この手の「損」よりおまけしてもらったりサービスを無料にしてもらったりと、正価より遙かに「得」をしているものだ。私なんてこれまでの得を合計すると一軒の家が買えるほど、バランスシートがプラスに振れている。だから持ち家なんだが。
 スリランカのカレーが美味しければいいな。うちから歩いて10分で行けるので。
 紅茶は買わなかったが、ご婦人によると例年いまくらいに新茶が出来るはずなのだが、今年はお茶の産地が寒かったせいでまだ出回っていないと言う。3月になったら美味しいお茶が入って来るはずなので、またいらっしゃいと言われた。家にはまだ紅茶がたくさんあるのでせっせと飲み干して、切れたら2015年の新茶を買いたい。
http://www.srilanka-tr.com/index.html
 沖縄ではなくスリランカへ旅するのも楽しそうだな。
 今日は朝から暖かだった。布団やベッド・パットはもちろんのこと、ベッドのマットレスまで干した。体も干したいくらいだ……。
 うーん? 天気のいい日にラズリを洗おう。
 昨日の残り湯が入っている浴槽にラズリをそっと入れ、シャンプーした。
 書くと1行だが、パンダみたいにでかい犬なのでそれなりの力は必要だし、自分ではいっさい何もしない人任せなので、手間もかかる。シャンプーをすすぎ、タオルドライをし、その後丹念にバスマジックリンで浴槽を洗うと、小一時間がかかる。なんかひと仕事終えた気分。
 玄関を開け、まだ濡れているラズリをたたきに置いて干してみた。ちょうどいい具合にお日様が当たっている。5分くらいそばにいてからそっと離れてみたら、ラズリはよほど気持ちいいのかお昼寝してしまった。鼻水垂れてたけど。
 で、図書館本の『科学を語るとはどういうことか』を読む。日頃から哲学を胡散臭い学問であると見ている上から目線の物理学者が俊英の科学哲学者に哲学の非科学性を問いただすという内容だ。私はどっちもどっち、という考えだが、物理学者がずいぶんと挑発的な悪口を叩き、受け手の哲学者が閉口してしまう様子が見て取れて、面白い。
 理系ではどんな学術雑誌でも多くの科学者と編集者によるピア・レビュー(予備審査)があるのに、文化系では好き勝手な非論理的思考をまとめたものがまかりとおるというのはそもそも学問の体をなしていないのでは? などと迫る箇所があって、つい奥付の年月日を見てしまった。2013年6月刊。小保方事件の半年前だった。捏造疑惑から1年も経ってなお、いまだに動機も不正手口も、なにひとつわかっていない。理系ではどんな学術誌でもピア・レビューがある、と言い切ってそれを誇りにするのは科学者のみならず、私みたいな一般市民でも「ずいぶんと厳しい審査があるのだろうな」と眩しく思ってきた。それだけに、初めて「世紀の大発見、STAP細胞!」のニュースに接したときは彼女がことごとく社会学で言うところの「役割期待」に背くイメージングを施していることに違和感を抱いたのだった。つまり、私みたいなノータリンの善良市民が最先端細胞学に寄せるストイシズム混じりの夢想を茶化すかのような小保方に「ウソだろ、袖口が広いお祖母ちゃん譲りの割烹着とかみんなの研究室なのに冷蔵庫にシール貼ってしまうとか、孤独な研究者にありがちな暗さが微塵もないとか、テレビカメラ前での堂々たる自己演出ぶりとか、IPS細胞がまだ実用化されてもいない段階にもかかわらずSTAP細胞発見の先にある臨床実験のリアリティや有用性まで語っちゃうのって、ホントかな(でも、もし本当ならすごいことだ!)」と思ったのだった。
 日が長くなってきた。午後5時過ぎにお寺の境内を散歩したら、西の空に普段より3割増しくらいに大きい太陽があかあかと燃えていた。境内には鎌倉文学ツアーのような一団が20名くらいいて、講師が説明することを真面目に聞いている。小林秀雄と中原中也の関わりをテーマに話しているようだった。ちなみに、うちの隣に建つお堂では中也が詩会を開いていた。まあこのあたり、文学話には事欠きません。
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