朝からぽかぽか陽気。三が日も明けたことだし、そろそろ(みっともない光景ではあるのだが)布団を干そう。ついでと言ったらなんだがトイレ掃除もして、便器洗い用の柄付きタワシも干した。
昼過ぎ、本を返却がてら今年初の図書館へ。途中でご近所さんのカフェへ立ち寄る。これも今年初の喫茶。
ご主人がたててくれたコーヒーを、瞑想するような気持ちで口に含む。
どう? と彼は訊ねる。
イイネ! と答える。どういいのかを彼に説明した。まだ頭が本調子じゃないので、自分が感じた内容をどう言葉に置き換えたらいいのか、戸惑いながら伝える。
目の前にメニューとは別に手書きの「本日のスイーツ」を眺めたら、甘い物が欲しくなってきたので、チーズケーキを追加した。
てっきり焼き菓子かと想っていたのだが、陶器の器に入ったまるでババロアかプリンのような生チーズケーキが出てきた。一口食べたら絶品で、なんとも幸せな気持ち。こんなに美味しいチーズケーキは今年初めてじゃなく生涯初めてだ。
30分ほどご主人と話をしたあと、図書館へ。
返却カウンターの前に「図書館の福袋」が積まれていた。
福袋の中身は子ども向けの絵本のようだ。
面白い企画だと思う。来年は大人向きの福袋を用意してくれるといいのに。
「人生がつまらないとため息をついている人へ」
「ページを開いて20分後に寝つきたい人へ」
「もう女はこりごりだと思ってなお女好きの男性へ」
「お化けも妖怪もいないと信じている人へ」
……というような「宛先」を書いてカゴに積んでおけば、騙して欲しい願望がある読書人にはウケがいいはずだ。
2冊ばかり歴史系の本を借り受け、スーパー経由で帰宅。休む間もなくラズリと散歩。
道端でラズリがあまりに可愛いものだから「ラアーズリィ〜」と思わず声を掛けたら、尻尾を激しく振って振り返る。またしばらく歩いてから「ラズリ」と呼んだら、尻尾を大きく左右に振って応える。いい犬だよなぁ。
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